アナウンサー 一覧に戻る

はらからトキドキ通信

  • radiko.jp

カレンダー

ブログ内検索

RSS2.0

[login]

a-blog cms

1210シネマホリック

来年2月8日公開の映画「ファースト・マン」を試写会でみてきました(12月6日ミッドランドスクエアシネマ)
監督は「セッション」「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル。今回のテーマは「宇宙計画」「月面着陸」
今回の作品もおもしろい。臨場感がすごい。スペースドラマとヒューマンドラマとのドッキング成功。
主演のライアン・ゴズリングの眼の奥には、いつも、悲しみと寂しさがある。とても魅力的だ。



アメリカのアポロ11号が月面着陸に成功して人類が月に下りたったのは1969年。50年前の出来事だったことにまず驚く。60年代には、アメリカ・ソビエト両大国が宇宙開発でしのぎを削っていた。宇宙に行くには危険が伴う。開発過程においてもそうである。宇宙飛行士が犠牲になる。彼らには家族がいる。悲しみが彼らを覆う。
宇宙をめざす男、その妻、子どもたち。それぞれの心境がよく出ている。特に妻は、愛する夫、子供たちの父親に、夫として、父親として、覚悟をしっかり伝えてほしいと願う。その気持ちは痛いほどわかる。
一方、はるか上空に浮かぶ月、そこまでたどり着くことの困難さ。だからこそのチャレンジ。カメラは宇宙飛行士の目線。大気圏突入やトラブルで激しく長く揺れる飛行船。こちらの体にも負荷がかかるようだ。筋肉痛になりそう。おもしろいですからみてください。

1205シネマホリック

「来る」12月7日公開。中島哲也監督(2004年「下妻物語」06年「嫌われ松子の一生」08年「パコと魔法の絵本」10年「告白」14年「渇き。」)の最新作。原作は澤村伊智(いち)さんの「ぼぎわんが、来る」ホラーです。出演は、岡田准一 黒木華 小松菜奈 松たか子 妻夫木聡 青木崇高(むねたか) 太賀(たいが) 柴田理恵 伊集院光 ほか。ホラーだが、怖さの種類が違うような気がする。かなり深い。人間の心の奥底に潜む黒い塊を炙り出そうとしているかのようだ。色使いも独特、どうなっていくのかわからない、そんな不安も抱えながら、中島哲也ワールドにどっぷり浸かってください。




「嫌われ松子の一生」をみたとき「これはすごい」と驚いた。おもしろかったので2回みた。「告白」も2回みた。
今回は、恐怖の正体が何なのか、解釈は、それぞれ、なんでしょう。ただ、その正体は、オカルト的なものではないと思いました。結構、身近な、各自の心、体の中にあるものなのかも。後半の展開はダイナミックで、ちょっと笑いそうになった。間違いなく中島監督独自の世界だと思います。

1201桂米團治独演会

桂米團治さんの独演会に行ってきました。(11月29日 アートピアホール) ご存知、桂米朝さんのお弟子さんであり息子さん、サラブレッド、プリンスです。今回の3席は「つぼ算」「足上がり」「高津(こうず)の富」



「つぼ算」は成り立たない計算を納得させてしまう面白さ。亭主の困惑ぶりがいい。「足上がり」は番頭さんの歌舞伎芝居のマネが見せどころ、米團治さんの得意とするところ。「高津の富」は、当選した男の動きがダイナミックで、これも米團治さんの見せどころ。
桂米團治さんの独演会、来年3月10日には安城市民会館でありますよ。お出かけくださいね。

1129キュリオス

「ダイハツ キュリオス」名古屋公演 2019年1月27日まで名古屋ビッグトップで好評開催中。
開幕前日(11月21日)の公開リハーサルに行ってきました。ナゴヤドームの北側駐車場に大きなテントが張られています。青と黄色のコントラストが鮮やかです。中に入るとこんな感じ、ロビーあたりの様子です。





フード、ドリンク、グッズ、たくさん揃っています。
ロビー中央には特別車の展示あり。右は物語に登場するキャラクターです。



地面にこんなライトも現れますよ。



微笑ましい記念写真。





これまで「シルク・ドウ・ソレイユ」の公演は何度も見てきましたが、今回は特におもしろい、と思いました。
物語、構成、舞台装置、小物、登場人物たちの個性、スゴ技の数々・・・。描き出される世界は非常に魅惑的。
異空間・異次元に身をゆだねる心地よさを是非体感してください。

1128シネマホリック

「彼が愛したケーキ職人」 12月8日から名古屋・栄 名演小劇場で公開。
一言でいうと「おとなの映画」。映像の美しさが深い。それは、長くて重い歴史が作った景色であり、この物語が、そこに生まれて育った人間たちのものだからなのだろう。



舞台はドイツ・ベルリンとイスラエル・エルサレム。ある男が仕事のついでにベルリンのケーキ店を訪れる。そこでは若いケーキ職人が働いている。男は、そこのケーキが気に入る。ベルリンを訪れるたびに立ち寄る。そして、ケーキだけでなく職人のことも好きになる。男には、イスラエルに妻と小さな息子がいる。
あるとき、男はベルリンに来なくなる。連絡が取れなくなる。ケーキ職人は、たまらず、エルサレムに行き、妻が経営するカフェを訪ねる。そこにも彼はいない。そして、そこで働くことになり、ケーキが評判になっていく。寡黙で誠実なケーキ職人に、次第に妻は魅かれていく。

ドイツ人のケーキ職人は、エルサレムでは「よそ者」である。というより、敬虔なユダヤ教徒にとっては「普通のよそ者」ではない。しかし、国籍・人種・宗教の障壁を越えて引き合う気持ち、孤独を抱えた男女はそれに抗うことはできない。彼が引き寄せた運命の二人なのか、3人の出会いが運命なのか、それぞれの心の葛藤がよく見える。現実に直面した時、事実を知った時、その後、人はそれを許すことができるのか。監督・脚本はオフィル・ラウル・グレイツア 37歳。邦題は「彼が愛したケーキ職人」英題は「THE CAKEMAKER」。邦題は「あまり工夫が感じられない」と思っていたが、見終って「これは絶妙なタイトルだ」と感心した。