きくち教児の楽気!DAY

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1月13日 献上加賀棒茶 のりコレ!

今日の のりコレは、先日 金沢に行きましたので、
お気に入りの このお茶をご紹介。。。

 【 丸八製茶場 献上加賀棒茶 】です。

こちらは、お茶の葉の部分ではなく 茎を使ったお茶です。
焙煎してつくっているので、茎のほうじ茶なんですね。それを棒茶といいます。
石川県では、ご家庭でみなさん棒茶を飲まれるそうです。



というのも、その昔、加賀藩だったころ、前田家は文化にお金を使った藩で、茶道もその一つでした。
自分の藩でお茶から作ろうと当時は茶畑もたくさんありました。

しかし、もともとお茶の樹は、熱帯の植物なので、あまり石川では品質の良いお茶ができず、
静岡や鹿児島に品質では劣ってしまうので、主に海外用で作っていたそう。
でも、茎は残る。これをなんとかできないかと始まったのが、棒茶。
焙煎することにより焦げたこおばしい香りで飲んでいただこうというものでした。


ところが、昭和58年に 昭和天皇が石川県にいらっしゃる際に、
宿泊先の旅館から今回の取材先の丸八製茶場さんへご依頼がありました。
「 最高の棒茶を持ってきてほしい 」と。

献上する棒茶ですから、これまでにない棒茶を作ろうと、色々試されたそうです。

これまで、石川のほうじ茶は、品質を焙煎の香りでカバーしようというものでしたが、
ここで大きく方向転換。
現在の丸谷社長が まだお若いころでした。これまでにない棒茶を作ろうと、
お父様、お爺様と3代で、「とびきり品質の良いものを 焙煎してみよう」ということになりました。

お抹茶・玉露の茎も 試しましたが美味しくできない。
これだ!と思われたのは、鹿児島の一番茶(その年の一番最初に取れるお茶)の茎から作ったものでした。

原材料の良さを最大限に生かすため、非常に浅炒りに。
これを錫(スズ)の缶に入れて、桐の箱に入れて献上されたそうです。

こうして、できた現在の「 献上加賀棒茶 」もう、なんとかぐわしいのでしょう~~。
とても癒される香りです。いつまでも香っていたい感じ。。。



こうして完成した「献上加賀棒茶」の美味しい淹れ方は、
熱湯100度のお湯で、25秒の浸出時間。
「 めちゃ 熱いお湯で、めちゃ 早く! 」
なのです。

長く置くと渋みが強く出てしまいますので、一度に香りを出すためには、「熱湯で、短時間」なのです。
すっきりとこおばしく澄み切った味わいです。

献上加賀棒茶  60グラム 864円

丸八製茶場さんには、茎だけではなく、葉の部分を焙煎したほうじ茶もあります。
先日 金沢駅の店舗で、両方を香ってみたのですが、やはり 棒茶に惹かれる。。。

それはなぜかと 丸谷誠慶社長に お伺いすると、

「 葉の部分より 茎の部分には うまみ成分のアミノ酸が多いので、
  それが、焙煎により、いい香りを出すのではないかと言われている 」とのこと。

な~~~るほど~~~。奥が深いですね~~。

石川県に旅された時には ぜひ、目に留めてみてくださいね。
オンラインショップからも かうことができますよ~~~。