コンクール出場は少数派?お気楽放送部員のお菓子トークに「異変」 予告
高校生が作るラジオ番組『高校ラジオクラブ』、4月は一宮興道高校編。放送部員9人の自己紹介も終わっていよいよトーク開始。まず女子4人が放送コンクールの大変さについて語り合いました。
「放送コンクールあるある」を語る女子 お菓子をつまむ手を止める男子
1週目2週目の自己紹介では「お気楽な部活」というイメージがあった一宮興道高校放送部ですが、まじめに「コンクールに出場する」意欲を持った少数派もいて、その流れは女子を中心に脈々と受け継がれています。今回はこの春の卒業生1人、3年生1人、2年生2人の女子4人でトークを展開。生徒1,2人と顧問だけで参加する心細さについて思いを共有しました。「部員が多く、開始前に発声練習をする私立高校の迫力に圧倒された」「緊張のあまり本番では感情がドバーッとあふれ出す」「感情を込めすぎて朗読をすると気づかないうちに方言が出てしまう」などコンクール当日の緊張感をスタジオで再現しているうちに、お気楽にお菓子をつまんでいた残る男子5人の手が止まり、女子たちの話に聴き入っていました。自らも高校放送部の経験がある進行役の井田勝也アナウンサーも「人数が多いと強豪校に見えるんですよね。これは運動部も文化部も同じではないかと」。半世紀にわたって「高等学校ラジオ作品コンクール」を主催する東海ラジオにとっても、大会に臨む高校生たちの気持ちが分かる貴重な機会になりました。
■高校ラジオクラブ
4月15日(月) 21:40-21:50