趣味と職業は分けてと言われ反発「それで背中を押されました」。やさしい男子高校生が見せた闘志の炎が熱すぎる 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。2月は愛知県愛西市にある県立佐屋高校の2年男子が担当してきました。絵が好き、料理が好き、フィギュアが好き。最終回の24日は将来の進路と個性的な三兄弟について語ります。
三者面談で芸大に進むことを表明したものの親に「趣味と(将来の)職業は分けて考えて」と言われて反発。「それでかえって背中を押されました」と優しい声とは裏腹に熱く夢を語るところから番組はスタート。相手役の井田勝也アナウンサーも「僕も声優を目指していたけど親に『人気商売は不安定』と言われて、紆余曲折の末アナウンサーになったよ」と答えます。いわゆる「萌え絵」が好きな彼ですが最近はいろいろな分野に興味を持ったらしく「最近はレオナルド・ダ・ヴィンチの絵が面白いと感じるようになりましたね。一つの絵のために30の人体を解剖したりするんですよ」と「ウィトルウィウス的人体図」がお気に入りの様子でした。4歳上と2歳上、2人の兄がおり「上のお兄ちゃんは勉強はできるけど料理が下手。こないだは肉を焦がし野菜を斬る包丁を落としそうで怖かったです」。部屋には格闘ゲームのアーケード用コントローラーがあるなどゲームも大好きです。次兄はスポーツ系で「部屋にはたくさんの健康器具がある」とジムのような光景を紹介してくれました。フィギュアが並ぶ三男を含めて彼の祖母は「みんな三者三様だねえ」と目を細めています。「うちの家系は目立つ人なんていないと思っていましたけど…なかなか濃いですね」。兄弟や親、親戚にアルバイトで貯めたお金でプレゼントを買ったりと家族思いのやさしさがあふれていますが「大好きな東海オンエアのリーダーてつやさんが『他人にも甘く、自分にも甘く』と言ってるんですね。その概念が似ているのかな」。将来はなんらかの絵の仕事に就きたい彼ですが、根底には「人の支えになりたい」思いがあるようです。
■高校ラジオクラブ
2月24日(月) 21:40-21:50