山浦・深谷のヨヂカラ!

リンク

  • 東芝大清快

ブログ内検索

ダンケルク シネマフラッシュ



9月9日から各シネコンにて公開中の「ダンケルク」

<あらすじ>
第二次世界大戦初期、津ランス北部の町ダンケルクで英仏の連合軍兵士40万人がドイツ軍に追い詰められ、ドーバー海峡を渡らなければ全滅の危機にさらされました。彼らを無事に撤退させるため史上最大の救出作戦が開始されたのです。時のイギリス首相チャーチルが救っても3万人と見積もった超難関ミッションはいかに実行されたのか?過去にも、なんどかダンケルクの闘いは映画化されていますが、今回は撤退戦、救出劇に絞り込み、描かれています。


<松岡ひとみの注目ポイント>

①「逃げる戦争映画」
あらすじだけだと戦争映画?と思われてしまいますが、戦争映画のような銃弾を撃ちまくるドンパチ劇はありません。敵の攻撃から回避しながら、時間に追われる兵士達の救出劇を描いていきます。陸、空、海の視点から絶対絶命の戦場で何が起こったのか。
オープニングは救助を待つ陸軍兵が浜辺で為す術もなく救助を待つ兵士の姿が映し出されます。港はドイツ軍空襲で使用不可。ダンケルクの海岸は遠浅なので船を救出するには海に突き出した防波堤を使うしかありません。兵士達が殺到してパンク状態の防波堤をドイツ軍の格好の的となり、空からの襲撃をうけてしまう。救助の船を待つ間の兵士の表情、心情を説明めいた台詞はなく映像でみせていきます。「生きるか死ぬか」時間との究極の戦いは、ものすごく緊迫した状況だったと思います。史実に対して敬意を払いそれを後世に伝えていくと共に、エンタテイメント映画として、見る側に臨場感をあたえ戦争ドンパチ映画よりもスリリング。 戦うのではなく、 逃げる戦争映画でした。 敵国でもあるドイツ兵の姿が全く描かれていないのも斬新!

②「タイムサスペンス」
本作の監督はダークナイト、インターステラー、インセプションなど複雑な構成と壮大で美しい映像にこだわるクリストファー・ノーラン。映画の構成もとても面白く、陸(1週間の出来事)、 海(1日の出来事)、 空(1時間の出来事)、この3つのストーリーが別々の時間軸で同時進行していきます。陸では3人の若き兵士を中心に救助を待つ陸の40万人兵士達のサバイバル劇をうつしだしつつ、40万人の兵士を救うには軍の船だけではたりない、そこで、民間の観光船やフェリー、漁船なども集められ、一般の有志のモーターボートなど所有している人も武器もなく、危険な最前線へと向かっていくのです。

その中で小型のモーターボートで救出に向かう親子の姿がえがかれます。この一般人による海のシーンは一日。そして、もうひとつは空のシーン。こちらはたった1時間の出来事で、撤退を阻止させようとするドイツ空軍に対抗するためにイギリス空軍が派遣できたのは、わずが戦闘機3機。援護もなく燃料ギリギリまで決死の思いで兵士達の救出の援護を空からおこなう3人のパイロットの姿がうつしだされます。この時間軸をうまくつかった見事な構成で、最後は点と点がむすばれひとつになっていくのです。


③「監督のこだわり」
本作は、この救出作戦の場所であるダンケルクの海岸で作戦と同じ時期に撮影。春とは言え吹きさらしの海辺、寒さに震えながらの撮影を敢行。景観や、雰囲気、季節感は当時を再現するには最適だったそう。しかし実際に戦場だった場所なので、砂浜でまず行ったのは不発弾など砂に埋まっていないか、徹底調査。さらには作戦に参加し兵士達を救った民間の船も数隻使用されています。張り詰めた状況の中、隣に誰がいようが名も知らないしかし、自分と同じ軍服をきているかぎり助け合って生き抜こうとする兵士達の純粋な仲間意識。このエモーショナルな部分にも注目。このダンケルクの救出作戦は、「ダンケルクスピリット」という英国人の誇りとしていまもなお語り継がれています。


プレゼント

「ダンケルク」 の プレミアグッズ 2名様 に プレゼント!

ハガキ 〒461−8503東海ラジオ /FAX 052−961−0077

メール yo@tokairadio.co.jp

「山浦・深谷のヨヂカラ!シネマフラッシュ」係まで

9月 19日(火)必着 で お送りください。

当選者は、来週月曜日のエンディングで発表します!