安蒜豊三 きょうもよろしく

  • radiko.jp

カレンダー

ブログ内検索

RSS2.0

[login]

a-blog cms

安蒜豊三 きょうもよろしく
毎週月〜金曜日 5:00〜7:00
[ 番組 ] コーナー紹介 / パーソナリティ紹介
番組へのお便りはこちら
メール:メールはこちら
メッセージボード:メッセージはこちら

2本立て


4月19日(金)  
「よろしく劇場」 2本立て

映画「荒野にて」伏見ミリオン座4月19日,進富座6月22日 公開

孤独な少年と一頭の馬の歩む旅を描いた人間ドラマ。
主人公チャーリーを演じたチャーリー・プラマーが、第74回ベネチア国際映画祭で新人俳優賞受賞。

15歳の少年チャーリーは、父を亡くし天涯孤独。
バイトで世話をしていた競走馬ピートが殺処分されることに。
ピートを救うため疎遠になっていた伯母さんが住んでいたワイオミングを目指す。
彼らは荒野を歩き続け、社会の底辺で生きる人々と出会う。

安心できる場所、温かい家庭を求める旅はどうなるのか。
「母を訪ねて三千里」を彷彿とさせる切なさ。
寡黙なチャーリーを演じるチャーリー・プラマー、いいです。



映画「愛がなんだ」 4月19日 公開

角田光代の小説を映画化。


都内でひとり暮らしのOL、特に取柄もない、美人でもないテルコ。
猫背でひょろひょろの男マモちゃん(ぱっとしない雑誌編集者)に恋した。
テルコの頭はマモちゃん一色で都合のいい女状態。
しかし、マモちゃんはテルコなど眼中にない。

登場する5人の男女みんなが、片思い。
それぞれの切なさがいい。

大昔の片思いのやりきれなさを思い出した。
あーいう経験も、今となっては懐かしい・・・・

映画「Beautiful Boy」



4月12日(金)  
「よろしく劇場」  
映画「Beautiful Boy」4月12日公開

ドラッグ依存に堕ちていく息子と、その息子を救おうと信じて見守り続けた父をめぐる実話に基いた作品。

折々に、父デヴィットの回想シーン。
幼いニックと遊んだり語り合う、ありふれているが愛おしいほど美しく心温まる記憶。
それが、息子を見放さないでなんとか助けたいという意志の源なのかも。
ショッキングだったりドラマチックなストーリーではない。それがまたリアル。

息子を持つ父親として共感するとともに、
こんな状況になったとき、わが子を信じ続けることができるだろうかと考えさせらた。

映画「ザ・プレイス」運命の交差点


4月5日(金)  
「よろしく劇場」  

映画「ザ・プレイス」運命の交差点
名演小劇場 4月6日公開  

ローマ市内とある交差点の角、カフェ「ザ・プレイス」の窓際一番奥に昼も夜も座っている謎の男
名前はわからないまま。名乗らない。
黒い革表紙の分厚いノートに、びっしり書き込んでいる。何を書いているのはわからない。
彼の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。
彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。
息子を癌の病から救うために見ず知らずの少女の殺害を命じられる父。
アルツハイマーの夫を救うために人が集まる場所に爆弾を仕掛けることを命じられる老婦人。
9人の相談者それぞれに無理難題が与えられる。全ての願望には他人の運命という代償が必要だった。

カフェの一角での会話だけでのワンシチュエーションドラマ。
展開が速いので字幕の見逃しに注意。

日本語吹き替えでも観てみたい。

映画「バイス」


4月4日(木)

よろしく劇場
4月5日公開 映画「バイス」

ブッシュ政権でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われ、
9・11後のアメリカをイラク戦争へと導いたとされるディック・チェイニーを描いた社会派エンタメ。

クリスチャン・ベールが体重を20キロ増やし、特殊メイクでチェイニーを演じている。

映画だから、ある程度の脚色はあるのだろうが、
こんな権力の亡者たちによって法と世論が捻じ曲げられて戦争が起こされたのかと愕然。

先に紹介した『記者たち』と併せて観るといい。


映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」 

3月28日

よろしく劇場
3/29 公開 映画「記者たち~衝撃と畏怖の真実~  」

「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督が、
イラク戦争の大義名分となった大量破壊兵器の存在に疑問を持ち、
真実を追い続けた記者たちの奮闘を描いた実録ドラマ。

2002年、イラクのサダム・フセインが大量破壊兵器を保有しているとして、
アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュはイラク侵攻に踏み切ることを宣言。
中堅新聞社ナイト・リッダーの記者チームは、 破壊兵器について、政府の捏造、情報操作である事を突き止める。
真実を伝えるために批判記事を世に送り出していくが、
大手新聞社は政府の方針を追認、 彼らは愛国心が高まった世間の潮流の中で孤立していく。

アメリカでも「忖度」「空気を読む」というのが支配していたことを再認識。
記者の妻(ミラ・ジョボビッチ)が、民族紛争の末に分裂した旧ユーゴ出身で、
行き過ぎた愛国心が国をバラバラにするという主旨の言葉は示唆にとんでいる。

小さな会社でも、やるべきことはやるんだという 仕事への矜恃をみた。
記者2人の妻達のサポートが素晴らしい。
缶コーヒーのCMでもおなじみのトミー・リー・ジョーンズも渋い。