安蒜豊三 きょうもよろしく

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映画「存在のない子供たち」


7月19日 よろしく劇場

7/20(土)公開

2018年・第71回カンヌ国際映画祭で受賞。
アカデミー賞とゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネート。

遠い中東の街の気の毒な子供の話だが、
日本にも同じ境遇の子供がいるのは、時々報道されるので普遍的な問題といえる。

法廷で始まる物語。12歳で、裁判を起こしたゼイン少年。自分の両親を「僕を産んだ罪」で訴えた。
中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、
自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。
学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで働かされている。

生きるために危険な仕事をせざるを得ない極限状態においても、人間性は失くさないそのけなげさに涙。

出演者たちは俳優ではなく、役柄と同じような境遇におかれた人達が街でキャスティングされたそうだ。
ゆえにリアル。
ただ、暗い重いだけの話ではない。
主人公ゼインが体現する「人間性、人間として守ららければならない一線。ユーモアや強さ」に
救いを見ることができる。
そして、あまりにも無責任な大人たちに怒り。