『ナゴヤ球場で』 日々
きょう午前中はナゴヤ球場に行ってきました。階段を上り、スタンドにあがって見えた光景に驚きました。
「あれ…? 龍空…?」
やっぱり土田龍空選手でした。8月26日阪神戦で死球を受けて右肩肩甲骨骨折と診断された土田選手。まだ2日しか経っていませんが、練習に加わっていました。もちろん軽めのメニューですし、フワリと投げているのですが、それでも驚きました。
土田選手に聞くと「痛みが出ない範囲で動いても良い」ということのようです。そしてやはり「投げることがちょっと厳しい」と。そうですよね、肩甲骨の骨折ですから。本人は2週間後の実戦復帰を描いているようです。
ただ、私は聞きたいことがありました。故障する前日、25日阪神戦の9回表、守備の際に腰を強打してかなり痛そうな仕草をしていました。私は実況しながら「これはちょっと難しいのでは? 交代では?」と思いました。しかし土田選手はベンチにさえ戻らず、そのまま試合に出続けて勝利に貢献しました。あの時の心境は?
「そうなんです、めちゃくちゃ痛かったんです。でも、あの場面(中日が2点のリード)で変な間を作りたくなかったんです。松山(晋也)さんが投げていましたし。試合を切らずにそのまま続けた方が勝利に近づくと思い、我慢しました」
痛みに耐えてよく頑張った!
自分の体は大切です。でも、この場面でチームが勝つためには自分が我慢すれば良い。痛みと戦いながらとっさに判断した土田選手の勝負根性、お見事です。
土田選手、急いで、でも焦らずに治してください。
きのう勝利投手を逃した金丸夢斗選手とも話しました。7回表、土田選手に代わって出場していた山本泰寛選手のまさかの2度のエラーで、大ピンチになりました。2死満塁、打席には阪神佐藤輝明選手。この場面で最初に金丸選手に声をかけたのは、2失策の山本選手。左手で金丸選手の肩を抱え、短く声をかけ、またショートのポジションに向かった山本選手。
「ごめんな、でも抑えてくれ」「はい」
金丸選手によるとこんな会話だったようです。しまったなという思いを抱えながら、最初にマウンドに向かった山本選手。そして「エラーすることありますよ。野球はみんなでやるものですから」ときょう話していた金丸選手。偶然にも3アウト目の打球は山本選手のグラブに収まりました。あの場面で佐藤選手を打ち取ったことで、また金丸選手がプロ野球選手として一回り成長したはずです。ナイスピッチング!
そして山本選手はきょうも7番ショートで先発です。ヤスさん、グラウンドで取り返せ!




