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酒井弘明ヒコーキ写真

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MRJ70よりもキャビンが広い?Mitsubishi SpaceJet M100 酒井弘明ヒコーキ写真


このヒコーキは三菱航空機より発表されたMitsubishi SpaceJet M100(三菱スペースジェットM100)のCG画像です。これまでのMRJ90は、三菱スペースジェットM90と呼ばれることになりました。では胴体短縮型のMRJ70がスペースジェットM100になったのでしょうか?どうも違うようなのです。



この写真は2017年、MRJ Newsletter Vol.24で公開されたMRJ70の胴体です。MRJ70はMRJ90よりも全長が2.4m短いことが三菱重工技報Vol.51 No.4(2014)に載っている「主要諸元」から読み取れます。MRJ90のモノクラス標準88席(31インチピッチ)に対しMRJ70は3列12席少ない76席となり、ブラジルのエンブラエル170と同等の収容力と考えられてきました。



JALグループ J-AIRのエンブラエル170です。モノクラス76席ですが胴体が太く短く感じます。床下に貨物室があり、縦長断面の胴体を採用しています。MRJは胴体後部、リアドアの後ろに貨物室があります。



FDAフジドリームエアラインズのエンブラエル175はモノクラスで84席あります。エンブラエル170よりも2列8席多くなっています。6月17日パリ航空ショーのメディアプレゼンテーションで使用された三菱航空機の資料によりますと、Mitsubishi SpaceJet M100の標準座席数はモノクラス84席(31インチピッチ)となっています。M90に比べ1列分、4席少ないだけなのです。LCC向けの29インチピッチではM100が88席、M90が92席です。2機が並んだCG画像によりますと、M100はM90に比べ、1列分よりも明らかに短いのです。よく見るとM100はリアドアがM90よりも後ろにあります。貨物スペースを減らしてキャビンを後方に拡大したのでしょうね。米国ではスコープクローズと呼ばれる、航空会社とパイロットの労使協定による制限が、リージョナルジェットに課せられています。最大離陸重量の制限と座席数76席以下の縛りがあるのです。標準84席のキャビンに上級クラスを設けて76席にすれば、航空会社にとっても増収につながるので、アピールポイントになるでしょうね。三菱スペースジェットM100はエンブラエル175に相当するサイズと言えそうです。