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三菱スペースジェット 設計変更された飛行試験機10号機が名古屋空港へ! 酒井弘明ヒコーキ写真


今日(1月7日)の中日新聞朝刊1面に三菱重工の三菱スペースジェット(旧MRJ)最終組み立てハンガーから、県営名古屋空港前の公道を渡り、空港の敷地に入る飛行試験10号機の写真が掲載されていました。昨年12月19日に名古屋市内で行われた三菱航空機の記者会見では、900件以上の設計上の改良をした飛行試験機10号機について「配線の取り付けは終了しているが、完成の見通しについては精査しているところだ」との説明がありました。年末年始の休み明けのこのタイミングで、10号機が県営名古屋空港内に出てきたことは「思ったよりも早いな」と感じました。(予定よりも半年近く遅れていますが)これからエンジンテストや地上で各種の試験を経て、初飛行。国内での飛行試験を経て米国の拠点モーゼスレイクに移動して、旅客機としてエアラインで飛ぶための、型式証明(かたしきしょうめい)取得に向けた飛行試験に臨みます。順調に進めばば初飛行まで1ヶ月、さらにモーゼスレイクに行くまで+1ヶ月くらいでしょうか?順調に進むことを願っています。写真は2019年6月パリエアショーに展示された際の三菱スペースジェット100、登録記号JA23MJ(旧MRJ飛行試験機3号機)です。「写真提供 三菱航空機」



あらためてMRJ初飛行の写真をご覧いただきましょう。個人的にはこちらのカラーリングの方がカッコイイと思います。2015年11月11日の高揚感や感動がよみがえってきます。あれから間もなく4年2ヶ月、YS11が東京オリンピック聖火の国内輸送を担ったように、MRJにその役割を期待したのは私だけではないと思うのですが…。昨年12月の会見で最高開発責任者のアレックス・ベラミー氏は「あの機体はプロトタイプ(試作品)でしかなかった。旅客機としての型式証明を取得可能な機体にアップグレードする必要があった」と述べています。ロケットや軍用機で実績がある三菱重工の技術をもってしても、経験不足の民間機は手ごわかったのでしょうか?飛行試験機10号機が工場から空港に移動したことは一歩前進ですが、ANAの三菱スペースジェットに搭乗できるのは、いつになるのか?気長に待つことにします。