きくち教児の楽気!DAY

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7月21日 森のビアホール 愛岐トンネル のりコレ!

これだけ連日暑いと、ひんやりとした涼しいところが恋しくなります。
ということで、今日ののりコレは、一風変わった場所での一休み、「森のビアホール」をご紹介します。

この「森」とは、いったいどこかというと、愛知県春日井市、JR定光寺駅のすぐ近く、
「国・登録文化財 愛岐トンネル群」なんです。

私、今回の取材まで、失礼ながらこの「愛岐トンネル群」って知らなかったんですが、
なかなか面白いトンネル群なんです。
実はまだ発見されて10年ほど、歴史的なトンネル群としては、新参者なんです(笑)



JR定光寺の駅(無人駅)をおりて、上流へ300m。
すると、そこに 森のビアホールが現れます。






もともとこのトンネルは、1900年(明治33年)に 
名古屋と多治見を結ぶ国鉄中央線ができたときに完成したもので、
蒸気機関車とともに長年使用されてきたんですね。

それが、戦後、1966年になると、このトンネルのあるあたりの線路って、曲がりくねっているので、
当時の高度成長期、大量輸送・高速化の時代にあわないとのことで、廃線になってしまって、
次第に人々の記憶から薄れていってしまったんです。

ところが、2005年に勝川駅の工事により、使用されていた明治時代のレンガが撤去されるということになり、
もったいないねという話の中で、ある長老が「そういえば春日井にもトンネルがあったような・・・」とおっしゃって、
それなら探してみようということになって、有志たちの手弁当での トンネル探し大プロジェクトが始まったんですね。

今回お話を伺ったのは、NPO法人 愛岐トンネル群保存再生委員会 事務局長 村上真善(まさよし)さん。



50年以上 やぶの中にひっそりと隠れていたのを、有志が10年前に見つけ出して、調べてみたら、
14もトンネルがある!! 明治時代の煉瓦製じゃない!!これはすごい!と思って、興味ではじめたそう。

最初は 大きな枝ばさみを持ってきて、みんなで枝を切っていく作業だったようです。
先日 取材に訪れたときには、トンネルの前は くつろげるようなテーブルスペースがいくつも作ってあって、
さらにトンネルの中にも、テーブルとイスがいくつかおいてあって、幻想的な雰囲気。。。



この日、外は36~7度だったんですが、トンネルの中は5度も低い31度。
でも体感はもっとひんやりと26~7度ぐらいの 心地よくエアコンがかかっているような部屋にいる感じでしたよ~。

なんといっても素晴らしいのは、トンネルの内部から、緑が美しい森の方を見ながら写真を撮ると、
何も加工していないのに、めちゃくちゃインスタ映えの写真になるんです!! 
小さく丸いトンネルの先に森のミドリがきれいな背景になり、丁寧なレンガ造りのトンネル内部が遠近法で迫ってきて、
まるでタイムマシンで時空を超えているかのような、画面に(笑)




このレンガの個数が半端ない数で、最近すごい事実がわかったんです。
土木構造物として NO.1の個数を誇るのは 群馬県の碓氷峠(1500万個)だったんですけど、
実は、こちらはそれより 300万個多い、1800万個で!! 
日本最多ということが、最近わかったのです。(中央線工事白書(国鉄)に書かれている)

10年活動していても、そういう新しいことがどんどん出てくるので、面白いですし、
そういう意味でも 歴史的価値があると村上さんはおっしゃいます。

ここで、今年から初めて、生ビールとおつまみをいただけるようになりました。
7月8月の土日のみです。なかなか風情があっていいですよ~。

入場料は200円、生ビールは400円、そして、おつまみは、枝豆や、サボマという串がいただけます。
サボマは、ネギマならぬ、サボテンと豚バラの串なんですよ。
サボテンの酸味と粘りが豚バラの脂の甘味とマッチしてビールによく合うんですよ~。




ちょっと涼みながら、森のビアホールいいでしょ。ちなみにビアホールのホールは、
大広間の意味ではなく、トンネルですので、穴という意味なんですって。

こちらは、通常は春と秋に一週間ずつ一般公開されていて、10年前は300人でしたが、
去年は、3万人、35都道府県、15か国からお客さんがいらっしゃいました。
秋の紅葉もきれいなんですって~!!

とりあえず、夏は、森のビアホールで涼んでください。
私は、初日に行ったんですけど、JRの駅員さんに羨ましがられました。
お昼1時30分~の部と、3時30分からの部があります。

HPで予約もできます。愛岐トンネルで検索してみてくださいね~。