東海3県行ったつもり!? 第24回 三重県 紀北町 東海3県行ったつもり!?
東海3県行ったつもり!? 第24回「三重県 紀北町」
第24回は「三重県 紀北町」に行ったつもり!!
■紀北町の紹介
紀北町は、三重県の南部、東紀州の入口にある、人口およそ1万6千人の街です。自然と調和した豊かな観光資源と、海の幸・山の幸の宝庫。海のイメージが強いですが、町の面積の9割を森が占めています。新鮮なうちに捌いて干す干物は鮮度抜群、街角では、魚を天日干ししている風景もよく見られます。気軽に楽しめる魚の加工品、魚のギョウザやカツオカツなども、おみやげに最適。また、雨がとても多く、その環境でしっかりと育った「尾鷲ヒノキ」の製品は、使うたびに味わいが増してゆきます。
2005年に、漁師町の面影が色濃く残る、紀伊長島町と、熊野古道をはじめ神秘的な森のある海山町が合併して、紀北町が誕生。町のキャラクター「きーほくん」はイベントでも大人気です。毎月第2土曜日と年末に開催される、お値打ちに新鮮な魚や特産品を買うことができる、「きいながしま港市」には、名古屋方面からも多くの人が訪れます。

■アユやアマゴが飛び交う 奇岩巨岩とエメラルドグリーン色の川
銚子川の支流、又口川の、「魚飛渓」には、様々な珍しい形をした岩、奇岩と、巨大な岩・巨岩が、1キロ以上にわたって連なります。アユやアマゴなどの川魚が飛び交うことから、その名がつけられ、水の透明度は全国有数。岩の上から見ても、肉眼で川底と魚をはっきりと見ることができるほどでさらに、水の色はエメラルドグリーンに輝いています。
夏場は、豪快な水遊びが楽しめ、多くの子どもたちでにぎわいますが、川は天候や場所によって流れが大きく変わりますので、ライフジャケットやラッシュガード、ウォーターシューズなどを用意して、安全には充分注意してください。
また、魚飛渓は、秋の紅葉も美しいですよ。
詳しくは:紀北町観光協会 0597-46-3555 http://kihoku-kanko.com

■マンボウ存分に味わう&ウツボもあられに?
紀北町といえば、マンボウの町でして、道の駅の名前も「道の駅 紀伊長島マンボウ」。道の駅でマンボウを愛でる……のではなく、マンボウを美味しくいただけます。水揚げの状況にもよりますが、土日には「マンボウの串焼き」を食べることができます。
そんなマンボウの町のおみやげにオススメなのが、「マンボウあられ」です。味は2種類、黒こしょうがベースのあられに、マンボウの身を乾燥させて練りこんだ「マンボウの身 with 塩コショウ」と、マンボウの腸・コワタを乾燥させて練りこんだ、「マンボウこわた with 塩コショウ」があります。
さらに、新たに登場したのが「ウツボあられ」。鋭い歯、黄色と茶色のおどろおどろしい模様、獰猛な海のギャング「うつぼ」が美味しいあられになりました!サラダ味ベースのあられに、ウツボを乾燥させて練りこんであり、ウツボの味をじっかりと感じられるそうです。「マンボウあられ」と「ウツボあられ」は、紀北町のお土産として、道の駅マンボウと道の駅海山で、販売されていますので、おみやげにぜひ、どうぞ。
詳しくは:紀北町観光協会 0597-46-3555 http://kihoku-kanko.com
■♪権兵衛が種まきゃカラスがほぜくる~…
畑に種をまく時に、カラスにほじくられて、食べられても、決して追い払うことのなかった権兵衛さん。「権兵衛が種まきゃカラスがほぜくる~」の民謡で知られる、権兵衛さんは、紀北町の人物で、なんと「英雄」なんです。
かつてこのあたりには、村人や、熊野古道の旅人を食べてしまっていた、巨大な大蛇がいました。権兵衛さんは、大蛇の毒を浴びても、トドメを刺すまで攻撃を続け、その命と引き換えに、大蛇を退治。村に平穏が訪れたのです。そんな、種まき権兵衛さんを弔う供養祭「種まき権兵衛まつり」が21日の春分の日に、「種まき権兵衛の里」で開催されます。権兵衛踊りはもちろん、神楽奉納、仮装行列などもありますよ。

また、31日土曜日には「道の駅マンボウ」で、「まんぼう春まつり」が開催され、ステージイベントや体験イベントのほか、炭焼き鹿肉ステーキや、つきたてのおもち、渡利カキのふるまいがあるそうです。
詳しくは:紀北町観光協会 0597-46-3555 http://kihoku-kanko.com
行ったつもり・・・ではなく、実際におでかけになってみてはいかがですか?