「生徒も先生も恥ずかしそうでした」渾身の文化祭企画が最優秀賞を逃した理由 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。10月は愛知県立五条高校の2年生男女が制作にあたっています。夏休み明けに始業式、テスト、文化祭、体育大会とイベント目白押しだった同校。今回は文化祭をテーマにおしゃべりしますが、なかなか中身の濃いエピソードが抽出されました。
男子生徒がディレクター、女子生徒と井田勝也アナウンサーがパーソナリティというスタイルで進行。ディレクターもスタジオに入り、お菓子の箱をゴソゴソさせながら「夜のレギュラー番組を1年やったようなテンション」で番組はゆるーくスタートします。お盆前後の短い準備期間で9月早々文化祭に突入。女子生徒はクラス企画のポスター制作を担いましたが「学校への申請を忘れて先生に注意され、本番前日に剥がされました」。ソフトボール部で捕手を務める責任感からか「自分の役割を果たせませんでした」と反省しきりでした。それでも企画は大当たり。映画『ハリーポッター』シリーズを彷彿させる魔法の世界を舞台としたアトラクションで、参加者はクイズを解き敵役に扮した生徒たちと戦うというもの。戦闘シーンは「敵役も参加者たちも恥ずかしそうに演じてました」。男子生徒が「すごい凝ってた」と評するだけあって優秀賞に輝きました。ところが例年あるはずの最優秀賞は「該当なし」。審査員の教師が全教室の企画に参加したうえで採点するというものでしたが、女子生徒のクラス企画には「恥ずかしくて参加せず逃げた」とか。「役に扮してもらえれば最優秀賞だったかもしれないのに」。井田アナも残念がっていました。
■高校ラジオクラブ
10月14日(月祝) 21:40-21:50