アニメ好きで男子嫌いの性格を変えた女子校と軽音楽部 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。12月は愛知県一宮市にある私立修文女子高校の3年生が担当します。前回は食物調理科で製菓を学ぶ様子を楽しく語ってくれた彼女。今回は軽音楽部入部のエピソードをお聴きください。
「中学のときはアニメやボーカロイドが好きでした」と軽音楽部を選んだ理由を語る彼女。「でも周りにはそれを隠してたので『知ってる?』って聞かれても『知らない』と答えてました」。それが高校に入ると「『見てる?』って聞かれたら『見てるよ』と答えられるようになりました。性格が変わったというか…自分が出せるようになりました」。性格まで変えてしまった高校選びにはいったいどんなきっかけがあったのでしょうか。「中学時代は男子が苦手でした。部活のためだけに通っていたという感じで」。部活は剣道部。2年生でいい顧問に出会いめきめきと才能を発揮しましたが、「引退してから熱が冷めてしまって、学校や教室に行くのが嫌になってしまいました。そんなとき『そうだ、女子校行こう!』って思ったんですよ。好きな製菓もできるし一石二鳥だなって。そこからは卒業が待ち遠しくて」。100%満足の選択で今の学校に入った彼女。軽音楽部に入ったころは人数が足りなくてドラムを担当していましたがほどなくギターにコンバート。「中学の時にお年玉を貯めて買ったギターを家でこっそり練習していたんですが、いつの間にかバレてて。本当はもっとうまくなってからと思ってたんですけど」。すると問わず語りに「ボーカルは…音痴なのでやりません。コーラスもやらせてもらえません。音痴と気づいていなかったんです。友だちと行ったカラオケの動画で分かって、うすうす音程が違うかなと思っていたら…やっぱりでした。そこからひとカラ(ひとりカラオケ)ですね。お得だし、迷惑かからないからいいかなと」。常に他人に迷惑をかけないことを第一に考える彼女の奥ゆかしさにクスリとさせられるトークでした。
■高校ラジオクラブ
12月9日(月) 21:40-21:50