うまい棒の配置をやりだすと止まらないんですよ…駄菓子屋でバイトを始めた男子高校生がハマったもう一つの「配置」をめぐる母親との「協力プレイ」 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。2月は愛知県愛西市にある県立佐屋高校の2年男子が担当しています。普通科がなく家庭科と農業科というユニークな佐屋高校を選んだ理由は「絵が好きだから」。家庭科内のライフコーディネイト科でPCを活かしたカリキュラムに取り組んでいます。美術部に所属していることもあり絵が描ける液晶タブレットが欲しくてアルバイトを始めましたが、おしゃべりは思わぬ方向に進みはじめました。
最初のアルバイトはフードコートにあるピザ屋さんでしたが「ハードすぎて辞めました。次に選んだのは駄菓子屋さんだったんですけど、駄菓子屋って学べるんですよね」。何が学べるかというと商品のディスプレイ。「『うまい棒』の配置をやりだすと止まらないんですよ!」。店ではうまい棒を平置きするのではなくケースに垂直に立てて並べるとのことですが、その美しさを追求しだすと止まらないのだとか。その精神は趣味のフィギュアの並べ方にも活かされています。「何系のフィギュア?」と聞き手の井田勝也アナウンサーに聞かれて恥ずかしそうに「…萌え系です」と答える彼。「そこにバイト代をつぎ込むとなると…」という問いをさえぎるように「実は、UFOキャッチャーで手に入れることが多いんです」。そこからUFOキャッチャーの極意を話しはじめました。「きれいな配置の店は取りにくいんですけど、配置が雑なところは取りやすいですね。古めの店は設定が甘いんですよ。1回試してみて取れるかどうか試します。取れないと分かるとあきらめますが、踏ん切りがつかないときもありますね」。最高でいくら使ったか聞いてみると「2500円」。サンリオのキャラクター「シナモンロール」を狙ったものの投資がかさみ、25回の挑戦の末あきらめてしまいました。ところがそこに通りかかったのが母親。クレーンゲームには無縁ということでしたが事情を話すと筐体の前に立ち、わずか2回で目当ての品をGET!これには息子も「無欲ってホント怖いなあと思いました(笑)」。
■高校ラジオクラブ
2月17日(月) 21:40-21:50