「僕ら実力も技量もないんですよ!」ネタ切れを指摘され逆ギレする高校生お笑いコンビを救った塩おにぎり 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。3月は名古屋市にある私立至学館高校の2年男子がお笑いコンビ「コッペパン」として2度目の登場。前回1年ぶりにネタを披露しましたが本人たちも凹むほどの完成度の低さとあって、井田勝也アナウンサーといっしょに笑いを鍛える「特訓」に挑みました。
お笑いセンスよりも先にトーク力を鍛えるのが先決と井田アナがコッペパンに提案したのは「お題トーク」。お題を書いたカードを交互に引いて、引いた人がトークをリードしもう一人が膨らませるというものでした。最初のお題は「もしも1万円もらったら?」。「日間賀島に1泊旅行したい」「1万円で2人泊まれるかな」など話題が広がっていきました。相手のボケを引き出しつつテンポよくおしゃべりが進んだところで最後に出たお題が「好きな人いる?」。途端に2人の会話がぎこちなくなります。結局そこはスルーしてカードにはない「好きなお菓子は?」というテーマでお茶を濁すコッペパンでした。トーク後、井田アナは全体の流れを評価しつつも「なぜ『好きな子いる?』を飛ばす?」とダメ出しすると半泣きで「こんなの『あるある』っすやん!ネタがなくなったらこういう話題振られると思ってたんですよ。だから2人で相談したんです。そういうネタを振られてもしゃべらないでおこうな、と」。「結局ネタ切れになってるじゃないか!」という井田アナのツッコミに「生意気ですけど、僕ら実力も技量もないんですよ!」と逆ギレするメンバー。「じゃあ生意気を直せ!」と井田アナの再ツッコミにヒートアップするスタジオでしたが、「基礎を甘んじてはいかん!形は悪くてもいいから塩おにぎりを作ってみせろよ」「俺は塩よりも梅干が好きなんだけどな」とオチがついてようやく和みました。このようにトークだと流れは悪くないのですが、笑わせにいこうとすると滑る2人。コッペパンの修業はまだまだ続きます。ちなみに「好きな子いる?」の真相をよくよく聞いてみると、片方には彼女がいるのに照れて話をせず、もう一人にはいないので焼きもちを焼いているというだけの話でした。
■高校ラジオクラブ
3月16日(月) 21:40-21:50