「生サイコー!」高1女子の新しい生活を支えた深夜ラジオ 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。新型コロナウイルスの影響で中断していたスタジオ収録を3ヶ月ぶりに再開しました。再開第1号は岐阜県の私立中京高校1年古井日和さん。自粛期間中の新入生生活やそれを支えたラジオについてありのままに語ってくれました。
「憧れなんで、ラジオ局が」。6月28日、ガチガチの第一声に込められた力強いラジオ愛とともに収録が始まりました。新型コロナウイルスの影響で4月の入学式以降は自宅学習が続いた古井さん。「一人で課題に取り組むのは寂しかった」「やることがないと起きられない」…そんな心配を吹き飛ばしたのは深夜ラジオでした。午前3時、お目当ての番組開始とともに起床。家族で朝食をとり午前中は課題。昼食後いったん寝て夕食後午後9時に就寝。そして翌朝3時起床…そんな生活パターンを繰り返していたとか。「普段聴けん番組がリアルタイムで聴けてよかった。生サイコー!」。学校があるときだとまずできない夜型と朝型の斜め上を行く暮らし。それはラジオを中心に成り立っていました。「リスナーとパーソナリティ、日本中が一体感に包まれる時間。仲間しか起きてないんですよね」。古井さん、15歳にして早くも深夜ラジオの神髄に達していました。そんな至福のときが「無情にも」(井田勝也アナ)終わった、すなわち授業が始まったのは5月末。出席番号の偶数奇数に分かれた1日おきの分散登校を経て、6月中旬には全員登校に。それでも「マスクをしてるので(クラスメイトや先生の)顔が分からん。食事のときも(飛沫を防ぐため)前を向いてるし。まだ顔と名前が一致しないんです」と「新しい学校生活」にまだ戸惑っている様子でした。「(分散登校が長かったので)派閥できますよ」。クラスは学校生活を楽しむ派と勉強する派に分かれているとのこと。「偶数」「女子」「勉強派」のカテゴリーと話す古井さんですが、「勉強派というよりも友だち作るのが苦手なんですよね。友だちから話しかけてくるのを待つという感じで。今のところラジオ好きもいなくて…」。そんな古井さんにとって高校ラジオクラブは「中1のときからホームページで見つけて狙っていました」という存在。「『高1』『1学期』『1人で参加』は番組初の快挙。新人王だね!」と拍手を送る井田アナに対し「初っていいですよね」と頬を赤らめる古井さん。次週は大好きな深夜ラジオの世界をたっぷり語ります。
節目の50回目を迎える高等学校ラジオ作品コンクール(東海ラジオ放送主催、三協協賛)でしたが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して今年の開催を見送ることになりました。しかしこのままではいけないということで番組では高校生たちのために一肌脱ぐことになりました。
『高校ラジオクラブ』を発表の場として活用してください!例えばコンクール用に企画していた番組をオンエアしたり、いま抱いている情熱や意見を発信する場として活用したり。LINEやSkypeなどを使った遠隔出演も可能です。なお、コンクールは来年改めて「第50回」として開催します。節目の大会、ふるってご参加ください。もちろん、放送部員だけでなく高校生なら誰でも参加できるのがこの番組のウリ。この機会に、あなたが伝えたいことばや思いをラジオで放送してみませんか?参加方法は「データ送付」「リモート出演」「スタジオ収録(当面の間1組3名以内)」の3つをご用意しました(データ送付についてはご相談ください)。そしていよいよスタジオ収録を再開!東海ラジオのスタジオを体験したい人は奮ってご参加ください!「密を避けたい」「名古屋は遠いんだけど」というあなたにはリモート収録にも対応します!応募は下の「R15」ロゴをクリック。公式Twitterも始めました。こちらもチェックしてください!
■高校ラジオクラブ
7月6日(月) 21:40-21:50