「ラジオの古いイメージを打破したい」ディレクターを夢見る高3女子が秘めた決意 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。名古屋市内の高校に通う3年生水崎友花里さんが担当した9月も28日が最終回。オリジナルの必殺技で敵を倒したあとは普通の女子高校生に戻ってラジオへの愛と夢を語ります。
前回の必殺技再現からスタートしたこの日の放送。プリキュアになりきって満足したのか素に戻ってしまった水崎さん。「街を守りましたね!」とたたえる井田勝也アナウンサーに「安心してください」と小声で頬を上気させていました。そんな水崎さんがスタジオに持参したお宝グッズの数々を紹介。プチプチにくるまれたものの中味は声優柿原徹也さんのサイン入りCD。「番組のリスナープレゼントで5人のうち1人に選ばれました」と興奮する水崎さんに「サインしたCDの上から(保護用の)フィルムがかけてある!東京のラジオ局はすごいなあ」と別の意味で興奮する井田アナでした。次のお宝はやはりプチプチに包まれたCDよりやや大きめの板状の物体。「これ双六なんです。番組の企画でマスの指令を考えて送ったら採用されました」。どんな指令だったのか戦利品を見ると「語尾に『ニャン』をつけてイベントグッズを紹介」。イケメン声優だらけの番組でそれをやらせようとする発想に「ディレクターのセンスある!」と井田アナもベタホメでした。将来の夢も「ラジオディレクターをやりたい」と語る水崎さん。「ラジオにある古いイメージを打破できるような、若い子に聴いてもらえるような番組を作りたい」と意欲を語ります。「自分が学校に通えていないときにラジオに出会って、パーソナリティに背中を押してもらったんです。夏休み明けとかでどうしてもつらい時ってあるじゃないですか。そんな人たちに『ラジオという道があるんだよ』と伝えたいんです」。声はいつの間にか熱を帯びていました。それでも時々我に返って緊張してしまう水崎さんでしたが、収録終了を告げられたとたんあれだけさわるのが怖かったカフ(マイクのスイッチ)をスムーズに上げ下げ。しっかり感触を楽しんでいました。
節目の50回目を迎える高等学校ラジオ作品コンクール(東海ラジオ放送主催、三協協賛)でしたが、新型コロナウイルス感染拡大を考慮して今年の開催を見送ることになりました。しかしこのままではいけないということで番組では高校生たちのために一肌脱ぎます。『高校ラジオクラブ』を発表の場として活用してください!例えばコンクール用に企画していた番組をオンエアしたり、いま抱いている情熱や意見を発信する場として活用したり。LINEやSkypeなどを使った遠隔出演も可能です。なお、コンクールは来年改めて「第50回」として開催します。節目の大会、ふるってご参加ください。
もちろん、放送部員だけでなく高校生なら誰でも参加できるのがこの番組のウリ。この機会に、あなたが伝えたいことばや思いをラジオで放送してみませんか?参加方法は「データ送付」「リモート出演」「スタジオ収録(当面の間1組3名以内)」の3つをご用意しました(データ送付についてはご相談ください)。そしていよいよスタジオ収録を再開!東海ラジオのスタジオを体験したい人は奮ってご参加ください!「密を避けたい」「名古屋は遠いんだけど」というあなたにはリモート収録にも対応します!応募は下の「R15」ロゴをクリック。公式Twitterも始めました。こちらもチェックしてください!短い夏休み、あなたのご参加をお待ちしています!
■高校ラジオクラブ
9月28日(月) 21:40-21:50