収録に来ない!あわてて高校生に電話すると「CBCにいます」 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。12月は愛知県立三好高校3年田上真海(たのうえ・まひろ)さんがパーソナリティを務めます。が、収録時間になっても田上さんが現れません。スタッフが連絡を取ったところ、田上さんはなんとCBCの前にいました。
■高校ラジオクラブ
12月6日(月) 21:40-21:50 ※東海ラジオで放送します。
前回11月29日の放送で「収録に遅刻する夢を見た」という話が出ただけにまさか言霊? しかし田上さんは先月のパーソナリティ粕谷亮太さんや水城綾音さんとは面識がありません。集合時間は朝10時。ピックアップしに行った井田勝也アナウンサーが戻ってこないことを不安に思ったディレクターの源石和輝アナが田上さんに電話します。これまでも参加生徒が隣接する旧社屋周辺をうろうろすることがあったため旧社屋側にいると確信した源石アナ、井田アナに合流を指示しますがそれでも遭遇できず。こんどは井田アナが田上さんに電話をかけました。「何が見える?」「『CBC放送センター』と書いてあります」。地下鉄栄駅に着いた田上さん、「CBCラジオ」で検索をかけてしまったようです。互いを探すため300mほど離れた東海ラジオ・テレビとCBCの社屋の周りをぐるぐる回っていた2人。「上空から見てみたかった!」井田アナも爆笑の連続でした。「名古屋にはよく来るの?」「いえあんまり。部活一筋なもんで」。こう語る田上さんの所属はカヌースプリント部。「ボートみたいな感じ?」と聞く井田アナにきっぱりと「ボートとは違う」と答えます。まず「進む向きが違う」。カヌーは前でボートは後ろ。そして「ボートのほうが速い」。さらに拠点がカヌーは三好池(愛知県みよし市)でボートは愛知池(同日進市、東郷町、みよし市)と異なります。たまに練習場所が重なることもあるそうですが、カヌー部はボート部に「後ろばっか見てんじゃねーよ」、ボート部はカヌー部に「チンタラ漕いでんじゃねぇ」と言い合うエピソードもかつてはあったとか。田上さんが「共存しているのを見たことがない」と語るカヌー部とボート部のデリケートな関係を知って恥じ入る井田アナでした。背筋胸筋が鍛えられて体重が6kg増えた田上さん。在籍するスポーツ科学科は週4回「選択実技」と呼ばれる授業があり、さまざまなスポーツについて幅広く学んできました。それはまるで「長めの部活」のよう。中でもカヌーのよさは「景色が違う。夏の疾走感が気持ちいい」。「3年間学んできたからこそのことばだね」井田アナも目を細めます。本来なら初回で聞く応募のきっかけは次回13日の放送で。ところが、前代未聞の動機を聞いてスタッフ一同ひっくり返ります! ♪ひこうき雲/荒井由実