「最強のラジオドラマを作りたい!」放送部員5人のプレゼンが炸裂する 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』(月曜21:40-21:50)。2022年1月は名古屋市にある私立同朋高校放送部の後藤優子さん(3年)、黒田育礼さん(3年)、安井梨穂さん(2年)、加藤舞さん(2年)、佐藤羽琉さん(1年)が「最強のラジオドラマを作る」ためにやってきました。密を避けるため3組に分かれて自己紹介。ドラマのプレゼンも行います。第1週の3日は3年生の後藤さんと1年生の佐藤さんがスタジオに入りました。
■高校ラジオクラブ
1月3日(月) 21:40-21:50
まず井田勝也アナウンサーが放送部に入ったきっかけを質問。音楽科で声楽を学ぶ後藤さんは「合唱部に入ろうと思ったけど、喉を壊したら学校に来る理由がないなと思って放送部に入りました」。「放送部も喉を使うと思うんだけど…」と言う井田アナに対しては「編集とかほかの仕事もあるので」とサラリとかわしました。3年間で一番楽しかったのは1年生の夏休みに行ったドラマの撮影。「手持ち花火のシーンが楽しかった。それを見てニヤニヤしながら編集して、二度楽しかったです」と屈託ない笑顔を浮かべました。佐藤さんの放送部入部のきっかけは「将来映画監督になりたくて、一歩でも近づけばと」。映画はあまり観ていないとのことですが「コミュニケーションを取りながら一つのものを作るのが好き」と答えます。さらに「昔の映画はよく観ます。『ジュラシックパーク』や『エイリアン』、特撮が好きですね」と話す佐藤さんに井田アナ、「ジュラシックパークが古いのか…」とギャップを感じていました。今回5人が参加した理由について「『最強のラジオドラマ』を作るために来ました」と力をこめる後藤さん。発案者としてプレゼンの口火を切りました。作りたいのは天国を舞台にしたラジオドラマ。主人公はバンドのヴォーカル。輪廻転生で現世に戻るときに天使の歌を聴いて記憶をリセットされますが、現世を忘れるのが嫌で自分のシャウトで拒絶します。やがてバンドのメンバーも天国へ。人生に悔いがないため輪廻転生もいとわないメンバーに戸惑う主人公。意を決して天使の歌に耳を傾けます…ここまで一気に話した後藤さんに「説得力がすごい」と井田アナ。プレゼンを控えた佐藤さんに「聞く順番間違えたかな」と詫びるほどでした。そんな佐藤さんは「いい音を聴かせたい。給食を食べる音とか。食事をテーマにしたドラマかと」。ストーリーと音、ベクトルが異なるプレゼンが行われましたがこれがすべてではありません。次回10日は安井さんと加藤さんの2年生コンビが登場します。ただ、方向性がちょっとカオスで…