【最終回】恋愛経験ゼロの高校生が書いた歌詞を当てる『ラブソング人狼』【正解編】 予告
毎月1組の高校生が東海ラジオのスタジオで番組をつくる『高校ラジオクラブ』は3月28日月曜が最終回(※放送時間注意…21:30-21:40)。今月は私立愛知高校を卒業した3年生鈴木雄朔さんが担当してきました。前回21日は鈴木さんが小中学校の同級生で日進西高校3年の林音羽(はやし・とわ)さん、牧大空翔(まき・たくと)さん、伊藤奏音(いとう・かなと)さんと制作した『ラブソング人狼』前編を放送。恋愛経験ゼロというカナトさんが書いたラブソングはどれか?28日の後編で答え合わせをしました。
■高校ラジオクラブ【最終回】
3月28日(月) 21:30-21:40 ※ご注意…いつもより10分早くスタートします。
『ラブソング人狼』は4人が書いたオリジナルのラブソングを持ち寄りランダムに紹介し、唯一恋愛経験ゼロのカナトさんの歌詞はどれか当てるゲーム。企画者はカナトさん本人。いかに4人が騙しあうかが番組の聴きどころです。それでは4つの歌詞をご紹介しましょう。あなたもカナトさんが書いたものを推理してください!
①「好きだよ」って言ったら「好きだよ」って返してくれた/二人で歩いた帰り道/次の日眠かった夜の通話/そのすべてが別れないための行動になっていた/「好きだよ」いつしか彼女は「ありがとう」と言うようになった
②キュッとネクタイを締め/大きな花をカバンに隠すよ/いつまでも待つよ/とっくに時間は過ぎているけど
③君との時間は嵐のようで/僕を気にせず好き勝手かきまわす/その荒ささえも美しく/近寄りがたいが離れたくない/そんな今を楽しんでいたい
④今日の僕は君にどう映っただろうか/また夜の自分会議で考える/僕は君の横にいたいけど/君の瞳の中に僕はいない
4つの選択肢から「これは怪しい」と残ったのが②「キュッとネクタイ」と④「自分会議」。まず「④を書いたのは誰ですか?」と鈴木さんが質問。少し間があって「…僕です」と弱々しく声を上げたのはカナトさんではなく牧タクトさん。「『孤独なやつが書いた』とか言われてすっごく傷ついてる」と肩を落としていました。「じゃあ②『キュッとネクタイ』は?」「…林トワです」とこれまたカナトさんにあらず。結局カナトさんが書いたのは③「その荒ささえも美しく」。「確かにキレイだと思ったもん!」と悔しがっても後の祭り。見事3人をダマしたカナトさんは「『そんな今』はありません!」としてやったり。進行役の鈴木さんも「浅ぇな!ムカつくわ!」と捨て台詞を吐きました。その鈴木さんが書いたのは①「好きだよって言ったら」。前編では「みんなホメてたからうれしかった」と笑顔。カナトさんも「『③はない』と言われてめちゃめちゃうれしかった」と詩を評価されたことを喜んでいました。話題はみんなをモヤモヤさせた②「キュッとネクタイ」に。鈴木さんはトワさんに「ネクタイはないだろ。(日進西高校の)制服、学ランだよな」とニヤニヤ。「背伸びしすぎた」とトワさんも苦笑いでした。勝者をたたえる拍手に包まれながらカナトさんが最後に放った一言は「キミたちもまだまだってことですよね!勉強が足りてない」。見事なダマしっぷりで『ラブソング人狼』は幕を下ろしました。
さて、収録後のおまけでは「キュッとネクタイ」ことトワさんが書いた別の2本の候補作を紹介。
①君と過ごした時間/時計の針は流れるように進み/君がいなくなってから/この針が進んでいる気はしない」
完成度の高さに「なんでキュッとネクタイを選んだの?」と疑問が巻き起こりました。
②君と編んで作った糸/ぷつんと切れる音と同時に/君の糸は新しい結び目を探すだろう/僕の糸は迷いつづける/そしてその糸は鎖となり/僕は閉じ込められる」
「おまえ針とか糸とか好きだな」とツッコミを入れられながらも高評価。しかし最後の「そしてその糸は鎖となり/僕は閉じ込められる」には3人が失笑。余計な一節に「いらんいらん」とダメ出しを食らう始末。結局「キュッとネクタイ」がいちばん面白かったという結論に至ったのでした。