☆ど~も高井一です!2016.10.9 ど~も高井一です!
☆ど~も高井一です!2016.10.9
いつもスイッチ★オンをお聞きいただき、ありがとうございます。
今週のテレビの「伊勢街道歩き」では松阪市に入りました。
そこで先ず見つけたのは「松浦武四郎記念館」。
恥ずかしながら松浦武四郎という名を知らなかったのですが、武四郎は幕末明治の探検家で、「北海道」という地名をつけた人でした。
武四郎は1818年、現松阪市小野江町に生まれる。
少年期、伊勢街道をゆく旅人を見て、見知らぬ遠国に憧れを抱く。
17歳で全国を巡る旅に出る。
28歳で最初の蝦夷地調査。
1858年41歳で6回目の蝦夷地調査
明治になると、開拓判官に任ぜられる。
武四郎の調査は海岸線のみならず、内陸の山川湖沼にもおよび、詳細な地図を完成させた。
アイヌ民族の文化を尊重した武四郎は、地名もアイヌの言葉で記した。
現札幌市の位置には「ハンケサッポロ」とある。
武四郎はアイヌ民族へ敬意を持っていたので、調査の際は協力も得られたし、生活をともにして、その文化にも触れた。
蝦夷地の自然、アイヌ民族の生活文化などあらゆることを、克明に記録して、報告書にまとめた。
武四郎は「探検家」より「ジャーナリスト」と呼ぶのがふさわしいような気がした。
初めて松浦武四郎という人を知り、その壮大な生き方に感激しました。
スイッチ★オンでは、これからも素敵な音楽をお届けしてゆきたいと思っています。
皆さんのリクエストにも応えられるよう頑張ります。
では、次はラジオで!!