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2021年3月27日630『東京2020』『大会時の輸送と交通』 Road to 東京オリンピック・パラリンピック


 

今日は、東京オリンピック・パラリンピックの話題をお送りしました。

 

今回は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 

輸送局輸送企画部長の齋藤 勝久(さいとう かつひさ)さんに

「大会時の輸送と交通」についてお聞きしました。

 

大会が開催されると、オリンピック・パラリンピックの選手の皆さんは、

東京の晴海にある「選手村」に滞在します。試合の時は、北海道から

静岡まで広がる各競技会場や空港への移動があります。

 

輸送規模については、オリンピックで約2万人、パラリンピックで約9千人

選手の移動があると想定して輸送計画を検討しているそうです。

すごい規模ですよね!!

 

また、大会を支える関係者として、IOC、IPC、審判、

大会スタッフ、メディア、スポンサーなどの移動が、

選手の数以上に見込まれているとか。

 

大会関係者は、専用のバス、専用の乗用車で移動。

観客は鉄道や駅が会場から遠い場合はシャトルバスで移動するそう。

 

大都市東京でオリンピック・パラリンピックを開催するためには、

選手などの大会関係者を安全で円滑に輸送することだけでなく、

経済活動を維持することも必要。この2つを実現するために行う

様々な手法を交通マネジメント」と言うそうです。

 

交通マネジメントは3つの柱で成り立っています。

・1つめは「交通需要マネジメント」略してTDMです。

2012年のロンドン大会でも行われました。

道路の交通量や鉄道の需要をできるだけ落とす、もしくは分散させるため、

「テレワーク」や「時差出勤」、さらに移動の際に競技会場周辺を避ける

「う回」などを呼びかける取組みです。

 

・2つめは、「料金施策」です。ロードプライシングと言われています。

関係者輸送ルートが設定されている首都高速道路において、

昼間の時間帯の交通量をおさえるために、通行料の夜間割引と

日中料金上乗せを行うものです。(つまり夜走ればお得ってことですね!!)

 

・3つめは「交通システムマネジメント(TSM)」。

TDMの取組みを行ってもなお、大会関係者を輸送するルートで

交通量が減らない場合に、関連する高速道路のインターチェンジの入口を

あえて閉鎖したり、料金所で車線数を減らしてみたり、そういうことを道路の

状況を監視しながらリアルタイムで行って渋滞させないようにする

ダイナミックなコントロールが行われます。

 

大都市東京でこれだけ大掛かりな取組みを行うのは初めてのことだとか。

首都高速は1日に約100万台の車が走っていますが大会が始まるとさらに10万台

増えると考えられています。そこで大会時には、車の交通量を30%減らすことを

目標にしているそうです。

 

関係者輸送ルートは、オリンピック・パラリンピック・ルート・ネットワークと呼んでおり、

選手村、競技会場、空港等を結ぶルートです。東京2020大会の競技会場は、

北海道から静岡県まで広がっています。ですから、このルートは、首都高だけでなく、

静岡県であれば東富士五湖道路や修善寺道路にも設定されています。

また、会場周辺の一般道路にも設定されているそうです。

 

この関係者輸送ルートには目印があります。

(写真で川島が持っているマークです。)

 

桜色のバスマークにアルファベットでTOKYO2020と描かれた看板が、ルートの目印です。

東京周辺の高速道路にはすでに設置されています。

 

会場周辺の一般道路にも、これから同じ看板が設置されていくそうです。

さらに一部の区間では、看板だけでなく、路面表示を設置するところもあるそうです。

 

この桜色のバスマークは、「オリンピック関係者が通りますよ。

選手がバスに乗って走りますよ」というサインですので、選手が試合に遅れないよう、

私たちも一定の配慮をしたいですね。

 

交通対策について詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。

https://tokyo2020.org/ja/news/transportation-notice/

 

東京2020大会公式ウェブサイトにアクセスすると、

ページの下の方に「お知らせ欄」があります。

その中に「交通規制」という項目がありますので、こちらをご覧ください。

 

最後に齋藤さんからメッセージをいただきました。

 

「東京2020大会で、選手たちが最高のパフォーマンスを行い、

世界中にスポーツのすばらしさと感動を伝えるためには、皆さまのご協力が不可欠です。

選手たちが会場まで安全、円滑に移動できるように、テレワークや休暇を取得していただき、

なるべく車を使わないことや、車を使う場合は、桜色のバスマークのルートを避けた移動に

ぜひご協力をお願いいたします。」

 

齋藤さん、ありがとうございました。