安蒜豊三 きょうもよろしく

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安蒜豊三 きょうもよろしく
毎週月〜金曜日 5:00〜7:00
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コロナ対策 アクリルの鏡


コロナ対策で導入された生放送スタジオのアクリル板。
相方からの飛沫感染防止ですが、私には相方はいない。(寂しくなんかないよーーー)

時刻は午前5時10分。
アクリルに映るのは幽霊か、はたまた、脂身過多なれど抜け殻になりかけの54歳か・・・

「咳をしても一人」(尾崎放哉)

「コロナ疲れ」に陥っている人もいるでしょう。
リスナーさんから、そんな感じのお便りをいただいています。
「心配、怖い、憂鬱」 当然ですよね。
そのようなお便りばかりを番組で紹介していては、みんなが落ち込んでしまうので、
そればかりにならないようにしてします。

この騒ぎのなかで心配なのは、分断されたり、いがみ合ったり、ふさぎ込んだりすることです。
得体のしれないものが広がり、不安や恐怖にかられると悪い方向に考え、
ついつい何かを誰かを攻撃したくなるのかもしれません。
でも、それが「心がウイルス感染」してしまうことではないでしょうか。

せっかくの早起きです。
心身ともにヘルシーでいたいもの。
気分よく一日のスタートをきりましょう!

映画「カセットテープ・ダイアリーズ」


4月3日 よろしく劇場 
映画「カセットテープ・ダイアリーズ」 4月17日(金) ⇒公開延期

1987年イギリスの閉鎖的な田舎町。
音楽と詩を書くことが好きな主人公の少年・ジャベドは、
パキスタンの移民であることから人種差別を受けたり、
保守的な父親に価値観を押し付けられたりと、鬱屈とした生活を送っている。
ある日ジャベドは、そんな思春期のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる、
ブルース・スプリングスティーンの音楽と出会い、勇気と希望がわき成長していく青春モノ。

当時のサッチャー政権下の状況もよくわかるし、
80年代のファッションや音楽が当時の空気を再現できている。

この時代に青春を過ごした人にはたまらない胸キュン(死語・・・)感。
ウォークマンで音楽を聴きながら、自転車で疾走した10代の夜がよみがえった。(今なら道交法違反)

コロナ騒動のなか、ポジティブになれる一本。

映画「リトルビッグファーム 理想の暮らしのつくり方」

「よろしく劇場」3月20日

「リトルビッグファーム 理想の暮らしのつくり方」

カメラマンと料理家の夫妻が、  
荒れ果てた広大な農場を理想の農場へ変貌させる経緯を記録したドキュメンタリー。
伝統農法の専門家の助言の下、鶏や羊、牛、豚とあらゆる動物を集め、
堆肥、地面を覆う被覆作物が持つ有益な微生物も活用することで、
生態系が復活し、多種多様な作物が実るようになった。

堅苦しくない、エンタメ性にも富んだ作品。
とにかく、植物、動物、昆虫や風景が美しい。

こんなところで採れたモノはおいしいんだろうな。
「楽園」というのはこんな場所なのだろう。

妻・モリーのすっぴん笑顔がとんでもなくカワイイ・・・・

映画「Fukushima50」


よろしく劇場
「Fukushima50」3月6日(金)各シネコン公開

2011年3月11日東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、
現場に留まり奮闘し続けた人々の姿を描いた作品。

佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、安田成美ら豪華俳優陣。

日本が終わるかもしれないと誰もが思った原発事故。
私は本当の現場のことは知らないので、「リアル」という表現をしてはいけないのだろうが、
刻々と悪化していく状況に息をのみ目が離せない。
極限状態で必死に守ろうとした人々を描いたエンターテインメントとしては引き込まれた。

事態の深刻さと現場の状況を理解せず、
安全な場所からTV会議で勝手な指示を出す本社幹部と
喚き散らす総理大臣に振り回されながら、
死を覚悟して故郷を守ろうとした地元出身の現場作業員の姿。

「最後に何とかしないといけないのが、現場にいる俺たちだ」
最前線で指揮をとる当直長・伊崎(佐藤浩市)の言葉に涙。
「そこを何とかするのが仕事だろ」と無理難題、矛盾に直面する現場の人々は共感するだろう。
 
ただ、これを美しい感動の「ヒーロー物語」ととらえてはいけないと思う。
この事態を招いた原発政策と電力会社の姿勢について、
この作品ではあまり描かれていないし、被災した人々がどう感じるかが気になる。

まだ終わっていない事故を風化させず、考えるきっかけになることが、この作品の願いなのかもしれない。

映画「初恋」


よろしく劇場  「初恋」2月28日公開

三池崇史監督の最新作。

タイトルの「初恋」から甘い恋愛ものを期待してはいけない。
銃弾が飛び交い、血しぶきが舞い生首も飛ぶバイオレンス。
しかし、陰惨さは不思議と感じない。
各キャラクターの振り切れっぷりに爽快感さえ感じ、シュールでブラックなギャグは笑える。
特に恋人のやくざを殺され復讐の鬼と化したベッキーのブチ切れ方が圧巻。

もともと生きる意欲が薄いように見えたレオ(窪田正孝)が、残り少ない自分の余命を知り,
行きずりの薄幸の少女モニカ(小西桜子)を助けるために修羅場に巻き込まれる。
弱き者を放っておけず、立ち向かっていく様は、かつての任侠映画のようだ。
その守る動機が「初恋」というのか。

親の愛を知らず行く当てのない二人が身を寄せ合っていくラストは、ささやかなハッピーエンドだ。

男には、少なからず「強きをくじき、弱きを助ける」義侠心があるはずだ。
そいつを思い起こさせてくれる。

鑑賞後、ちょっとだけ肩で風を切って歩いてみた。