安蒜豊三 きょうもよろしく

映画「鈴木家の嘘」


11月16日(金)  
映画「鈴木家の嘘」 11月16日から公開

鈴木家の長男がある日突然、自分の部屋で自死した。
第一発見者の母はショックのあまり記憶を失ってしまう。

1ヵ月後に意識を取り戻した母に、家族ははとっさに
「お兄ちゃんは引きこもりをやめて、仕事のためにアルゼンチンにいる。」と嘘をつく。
それは、母がショックを受けないようにするため。
娘は兄になりかわって手紙をしたため、親戚たちも巻き込んでのアリバイ作りにいそしむ。
しかし、長男の自立を喜ぶ母のための嘘をいつまでも続けられなくなった。
さて、どうなるのか?

肉親の自死から始まる重そうな物語だが、日常の暮らしの様子や人間のどうしようもないエピソードが
喜劇のような「くすり」とさせるテイストを醸しだしています。
味わい深い作品です。
何を考えてるのかわからない父役の岸辺一徳さんが効いています。

「払ってはいけない!!!」


11月14日15日の2日間は本紹介。  
「払ってはいけない 資産を減らす50の悪習慣」 (新潮新書)   荻原 博子 (著)

「どうすればお金が儲かるか」ではなく、「どうすれば損をしないか」を解説。

お金にまつわる悪い習慣を断ち切ることでお金に困らなくなる具体的な50の方法や考え方を紹介しています。

保険、投資商品、「まとめ買い」や「タンス預金」などにも警鐘を鳴らしています。

逆に、減らしてはいけないと説くのが「夫の小遣い」。
家計を見直す際に夫婦の会話を大切にして互いに協力することが必要だと力説してます。

そのような夫婦、家族関係がおカネと心の幸せを呼び込むのでしょうね。













映画「ガンジスに還る」

11月9日に紹介したのは、映画「ガンジスに還る」
名演小劇場11/10(土)~  三重・伊勢市 進富座 12/22(土)~  
ベネチア国際映画祭などで賞賛された静かで穏やかなインド映画です。

雄大なガンジス河を背景に、いつか訪れる「死」というテーマが、ユーモアと人情味を交えて描かれています。
〈人生の終い方〉をモチーフにした家族の物語。

ある日、不思議な夢を見て自らの死期を悟った77歳父ダヤは、
ガンジス河の畔のヒンドゥー教徒の聖地バラナシで、人生の最後を迎えたいと宣言。
仕方なく中間管理職で、仕事人間50代の息子ラジーヴが付き添うことに。

雄大なガンジス河のほとり。
老父に困惑しながら付き添う息子が、自らの生き方と家族との関わり方を見つめ直し、
次第に父子の関係が柔らかなものに変化していきます。

父と息子は、なかなか心開いて話すこともない。
なにげない会話や風景のなかでの2人の過去を振り返るようなやり取りが自然で美しい。
人生経験を積んだ人なら、より共感できるでしょう。
じんわりと沁みる映画です。


「医者の本音」 紹介


11月5~7日
『医者の本音』(中山祐次郎著/SBクリエイティブ)を紹介しました。

「風邪ですね……」 その一言に隠された真意とは?
「なぜ病院はこんなに待たされるの?」「なぜ医者の態度はいつも冷たいのか?

患者と医者の間にある目に見えない溝を埋めようとする現役外科医がつづる本。
病状や治療の説明をする医者は、患者側から見ると堅苦しかったり、冷たく感じられるが、
当の医者のほとんどには、そんなつもりはないとのこと。
そのウラにどんな事情があるのかを、わかりやすく書いてあります。
「暴露本」の類ではなく、患者側にも意識を変えて、
より良い医者とのコミュニケーションがとれる具体策が紹介されています。