安蒜豊三 きょうもよろしく

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「母と子」「父と子」映画の2本立て

5月24日
よろしく劇場

「リアム16歳、はじめての学校」(Adventures in public school)   公開5月25日(土)
学校には通わず、シングルマザーのクレアに自宅教育を受けて育った世間知らずの天真爛漫な16歳のリアム。
ひと目惚れした義足の美少女、アナスタシアに近づくため、高校に通学。
学校での様々な出会いを通じて成長していくリアムと子離れできない母を描く。
近親相姦的な設定だが、軽く明るいカナダ産コメディ。


「パパは奮闘中」
伏見ミリオン座 2019/5/25(土)〜  
岐阜CINEX 2019/6/8(土)〜  三重 進富座 2019/7/13(土)〜

妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていた夫・父オリヴィエ。
ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。
ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。
次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるが、
彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。

邦題の印象は心温まる父子物語だが、夫婦の心理的ギャップや厳しい労働環境が描かれている。
結局、最後まで妻の家出の原因はわからないまま。
それでも、前に進もうとする父と2人の子供の姿に光を見出せる。

夫婦で観ると、互いの感覚の違いを認識し合えるかも・・・


よろしく図書館 「お好み焼きの物語」

5月17日(金)
よろしく図書館

執念の調査が解き明かす新戦前史
  「お好み焼きの物語」近代食研究会 新紀元社  

以外に明らかになっていなかったお好み焼きの歴史。
・お好み焼きは明治の末に東京下町で生まれた
・人形焼や鯛焼がお好み焼き誕生に関係
・お好み焼きに影響を与えた「洋食屋台」

膨大な資料を読み解いた労作。
お好み焼きだけでなく、近代東京での産業や風俗の変遷が興味深い。
読み応えあり。

映画「芳華」~Youth~


よろしく劇場
「芳華」~Youth~ 5月11日公開


舞台は70年代から現代の中国。
人民解放軍で歌や踊りで鼓舞する文工団。
文化大革命、中越戦争、改革開放と激動の70年代に青春を過ごした若者を描いた群像劇。  

文工団のダンサーたちが踊る、京劇とバレエを融合させたダンスと、
楽団員たちが様々なシーンで奏でる音楽が躍動的。

中越戦争の6分間の戦闘シーンはかなりリアル。

中国では、現在50代から60代の世代が、このような時代背景をもっていたのかと改めて認識。

環境は違えども、普遍的ともいえる青春の甘さ、瑞々しさや残酷さが伝わる。  
時代に残酷に翻弄されながら、変化にうまく乗る者。貧しくとも誠実に生きる者。
その格差に、やるせなく切なさを感じるが、少しだけ救われた最後の最後。