安蒜豊三 きょうもよろしく

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よろしく劇場「ジョゼと虎と魚たち」

12月25日
よろしく劇場「ジョゼと虎と魚たち」  12月25日公開  

原作は芥川賞作家・田辺聖子の大阪を舞台とした84年の恋愛短編小説、

趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、
ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。
海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れを
いつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。
そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。
それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、
恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。


二人があこがれる海や、周囲の関西の街並み, 季節の情景がなんとも美しく表現されている。
日頃、年を取っていくことは悪いこととは思わないし、 若いころよりも今現在のほうががいいと思っているが、
珍しく、こんな青春をおくってみたい、 みずみずしい若さがうらやましいと感じた。

若者もオジサン・オバサンカップルでも、見る人を選ばない1本でしょう。

よろしく劇場 「音響ハウス Melody-Go-Round」

よろしく劇場  「音響ハウス Melody-Go-Round」
12月18日 センチュリーシネマ  
1月15日 ミッドランドシネマ名古屋、刈谷日劇

1974年12月に東京・銀座に設立され、いわゆるシティポップの名曲や名盤を生み出してきた
レコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。

音響ハウスとの出会いや思い入れ、 楽曲の誕生秘話を語るのは、
坂本龍一をはじめ、松任谷由実、松任谷正隆、佐野元春、綾戸智恵、
矢野顕子、鈴木慶一、デイヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン)ら多彩な顔触れ。
さらに当時のプロデューサーやエンジニアにもカメラが向けられている。

忌野清志郎と坂本龍一がコラボした資生堂CMソング「い・け・な・いルージュマジック」。
2人が組んだいきさつや「いけない」という言葉にまつわるエピソードをプロデューサーが証言。

YMO時代から音響ハウスで試行錯誤を繰り返してきた坂本は、
当時は「僕、音響に住んでる」が口癖になるほど通い詰めていたエピソードを披露。
いわく「銀座にこんなスタジオがあることが奇跡」と語る。
「音の良さ」に加え、子育てしながらレコーディングに臨んでいた矢野顕子からは
「居心地の良さ」を物語るエピソードも。

音響ハウスの歴史と日本の音楽史に与えた影響を俯瞰するだけでは終わらない。
ギタリストの佐橋佳幸とレコーディングエンジニアの飯尾芳史が発起人となり、
大貫妙子、葉加瀬太郎、井上鑑、高橋幸宏らによる コラボ新曲「Melody-Go-Round」のレコーディングにも密着。
13歳の女性シンガー・HANAと「銀映堂」とクレジットされた凄腕たちによるこの曲は、
シティポップの王道で心地よい。
この路線で、アルバムを作ってくれないか・・・

レコーディングプロセスを見ていると、自分がスタッフのひとりになっているような錯覚におちいるとともに、
ものづくり、音楽づくりの醍醐味が伝わる。
一緒に作る、合奏することで生まれるケミストリー(化学反応)が見えるようだ。
40年以上、スタジオを支えてきたエンジニアの遠藤さん。
決まった時間に決まったルートで出退勤し、娘のような若いエンジニアと入念に機材チェック。
こんな職人とアーティストと、スタジオという場が多くの素晴らしい音楽を生み出してきたんだなぁ。
プロフェッショナル達に、どんどん引き込まれる濃密な99分。

プレミアムウィーク~ラジオとグルメでdaijyobu~

12月12日(土)から の「東海ラジオ プレミアムウィーク~ラジオとグルメでdaijyobu~」。

各番組で東海エリアのおいしいものをプレゼントします。

この「安蒜豊三きょうもよろしく」では、14日(月)から18日(金)、
毎日1名様、合計5名様に岐阜県下呂市発祥の
プレミアム米  龍の瞳 新米を2合(300g)6個詰め合わせをプレゼントします。

「日本最大級の大粒」「甘み」「香り」「もっちりとした食感」が楽しめます!!

14日からの「きょうもよろしく」を聞いて、龍の瞳を当ててください。
5時台、6時台に発表するキーワードを2つ書いて、応募してください。
詳しくは、当日の放送で!

よろしく劇場  『ハッピー・オールド・イヤー』

12月4日
よろしく劇場  『ハッピー・オールド・イヤー』

名古屋 センチュリーシネマ 12/11(金)  三 重 伊勢進富座 2021/1/16(土) 公開

タイ映画。
2017年ヒットのカンニングをテーマにした『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』 のスタジオGDH55制作、
主人公を演じた9頭身女優チュティモン・ジョンジャルーンスックジンが主演。

断捨離を敢行するヒロインが、その途上で家族、友人、元カレとその今カノを巻き込んで展開する
誰にも身に覚えのあるエピソード満載の作品。

留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学んで帰国したデザイナーのジーン。
かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、
ネットで自作の服を販売する兄と三人暮らしの彼女は、
ある日家をリフォームしてデザイン事務所にするべく、断捨離を開始。

とにかく棄てまくるが、
棄てられない、棄てるべきではないものがあると気づき、方針転換。
洋服、レコード、楽器、アルバム—— 友達から借りたままだったモノを返して廻ったり、
元カレのカメラを小包にして送り返すことで、人間関係にさざ波が立つ。

誰かと時間を共有したときのモノは棄てられるものではない。
モノに込められた人の思いというのもある。

友人、元カレとのやりとりのなかで、ジーンはこれまでいかに自分本位な生き方をしてきたかを思い知らされる。
織り込まれるエピソードは、誰にも思い当たるような普遍的なもので、タイに関する知識は全く不要。
どの国でもリメイクできて受け入れられる作品。
さりげなく哲学的、詩的なセリフがいい。
ほろ苦い結末も、またよし。

大そうじの季節にピッタリ。
断捨離してはいけないものもあるようだ。

よろしく劇場 「サイレントトーキョー」

11月27日
よろしく劇場 「サイレントトーキョー」12月4日(金)公開

「アンフェア」シリーズの秦建日子の小説の映画化。
クリスマスの東京を突如襲った連続爆破テロを描くクライムサスペンス。

佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊をはじめ、
中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼ら豪華キャスト。

次々と事態が展開していくので、目が離せない。

爆発物の扱いに長けた犯人像への思い込みが最後の最後にどんでん返し。

爆発見物にわざわざ渋谷スクランブル交差点に集まる民衆の平和ボケぶりが風刺的に描かれている。
自衛隊の国連平和維持活動と安全保障問題や、それらに対する国民の無関心が物語の背景。

大仕掛な事件の動機が明らかになるが、動機にしては弱すぎると疑問が残る。
豪華キャストとスピーディーな展開なので、エンタメとしてはアリ。