安蒜豊三 きょうもよろしく

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よろしく劇場 「1秒先の彼女」

6月25日 よろしく劇場 「1秒先の彼女」  (現題 消失的情人節 消えたバレンタインの意)

6月25日(金) 名古屋ミッドランドスクエア シネマ他     8月14日 伊勢 進富座

いわゆる台湾のアカデミー賞を5部門受賞作

何をやっても他人より1秒早く周囲とずれるアラサー女子シャオチーと、
人より1秒遅くてずれているバスの運転手・グアタイをめぐるファンタジーラブコメ。

ある日、シャオチーはハンサムなダンス講師とバレンタイン(旧暦七夕)にデートの約束をするも、
朝、自宅で目覚めるとなぜか翌日になっていて、顔が日焼けしている。
自分はどこで何をしていたのか、全く覚えがない。
消えた1日の行方を探しはじめるシャオチー。

予想外の展開もあり、単なるラブコメではない。
時間のズレが作り出すSF的な設定と突然展開するファンタジー世界。
台湾の日常的な風景と、幻想的な田舎の海辺の風景のコントラスト。
ポップでおしゃれな音楽。
純朴な恋心。テンポもいい。 笑い、驚き、目が離せない。
そして、微笑みながら涙。粋で 見事なハッピーエンド。

設定が突飛でいながら違和感なく、幅広い客層が楽しめる良質な作品。
年齢問わす、デートムービーに最適。

よろしく劇場 「RUN]

「よろしく劇場」
「RUN」 6月18日公開

慢性的な病気により車椅子生活をしている娘クロエが、
過保護な母親ダイアンに不信感を抱き、その秘密を暴こうとする。
毎日、母から与えられる薬は、飲んではいけないモノだった・・・・

歪んだ母性愛に狂っていく母親と、逃げる娘を描くサスペンス・サイコスリラー。


外部から隔絶される恐怖。
まさかそこまでしないだろうというところまでエスカレートする母の暴走。
優しく知的な母が、歪んだ愛で醜く恐ろしい鬼・悪魔と化す。
娘の出生の秘密までさかのぼってやっと動機が判明する。
そして、ラストのオチもコワいコワいコワい。

「よろしく劇場」2本立て

「よろしく劇場」

「漁港の肉子ちゃん」6月11日 公開
原作は直木賞作家・西加奈子『漁港の肉子ちゃん』。
明石家さんま初企画・プロデュースアニメ。

漁港の船に住む母娘のふたり家族、肉子ちゃんとキクコ。
訳アリ母娘が、精一杯生きる姿を描いている。

母・肉子ちゃんは大竹しのぶ,娘・キクコはCocomiが声を演じている。
豪華な声優や音楽、制作陣。
なるべく先入観無く見みたら、なんと見事な真正面からの良質な作品。
ひたすら、いいものを作りましたというド直球。

小説は読んでいないので、比較はできないが、アニメにしたのは大正解。
とにかくバカいい人の肉子ちゃんを実在の女優が演じてリアリティがでるのか?
ほぼトトロなキャラにして、振り切った大竹しのぶの演技でないといけなかったのだろう。
キクコ役のCocomiも、ドンピシャリ。

スタジオジブリ作品へのオマージュにあふれ、
漁港、周辺の風景や生き物の描写の美しいこと、このうえ無し。

人間の善性を思い起こさせてくれた。
押しつけがまさのカケラもなく、優しく穏やかな心になれる。





「ベル・エポックでもう一度」
伏見ミリオン座  6/12(土)~    伊勢進富座本館  7/31(土)~8/12(木)  

2019年にフランスでヒットしたコメディ。
妻にも見放されてしまうほど、アナログ頑固オヤジのヴィクトルが、
映画製作の技術を応用して客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、
体験型のエンターテイメントサービスを利用する。

ヴィクトルがリクエストした「運命の女性と出会った1974年のリヨン」に戻り、
用意された70年代ファッションに着替え、プロの女優が演じる〈運命の女性〉と出会う。

70年代のおしゃれなカフェや街並み、キュートなレトロファッション、
フレンチポップなど、フレンチカルチャーが満載。

大人向けで、下ネタちと多し。
 

「よろしく劇場」 幸せの答え合わせ

© Immersiverse Limited 2018


よろしく劇場
「 幸せの答え合わせ」  6月4日公開  


イギリス南部の海辺の町シーフォード。
美しい崖や入り江が広がる風光明媚な場所。
この町で暮らす夫婦グレースとエドワードは、もうすぐ結婚29周年。
一人息子のジェイミーが久しぶりに帰郷した週末、エドワードは突然に離婚を切り出した。

世の中の離婚って、たぶん多くが夫に原因がある、またはあるように思われているが、
これは、妻の長年の鈍感さや傲慢に起因する離婚劇。


妻グレースは詩に親しむだけに、ボキャブラリーが豊富、強引に論理を飛躍させ、夫をやりこめてしまう。
おとなしくマジメで口下手な夫は、そんな妻との生活に疲れ果て、限界だとあきらめている。
そんなころ、教え子の母親と恋に落ち、その彼女と暮らそうと家を出た。
そして、板挟みになる一人息子。

地味な映画だが、目が離せない。
そして、イングランドの海岸、崖の風景が美しい。
ひなびているけど、こんな街で暮らしてみたい。
ただし、夫婦仲がよければだが・・・・
 (我が家は大丈夫  今のところ  たぶん)

この夫妻にプレゼントしたいのが、ベストセラー「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」
夫は妻の心を忖度し、妻の言葉や行動の背後にあるものに気付いて、先回りしないといけないらしい。
この妻グレースのような自己中丸出しのおばはんは確実に存在する。
そのような女性は声が大きいため、口下手な夫の小さなつぶやきはかき消される。
そんなストレスを置いていくのが酒場だが、コロナ禍の今はいけない。