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映画「ガーンジー島の読書会の秘密」


「ガーンジー島の読書会の秘密」
センチュリーシネマ  8/30(金)~ 公開中
伊勢進富座  11/22(金)~12/6(金)

 第2次世界大戦中、イギリスで唯一ナチスドイツに占領されたチャンネル諸島の1つであるガーンジー島。
占領下の人々の支えとなっていた島での読書会。
華やかな戦後を楽しむロンドン在住作家のジュリエットは、島の青年からの手紙で知る。
読書会に関する記事を書こうと島を訪ねメンバーと交流をしていく中で、
ジュリエットは彼らが重大な秘密を隠していることに気づいてしまう。
占領時代に何があったのか、島からいなくなった読書会の中心メンバー・エリザベスはどうなったのか。

邦題から内容を推測しにくいが、エンタメ性と文芸性を両立させた好作品。
テンポ良い展開。飽きさせず、それでいて深みもある。
島の風景の美しさ、役者の説得力ある演技。
本、言葉が持つ強さや価値。
戦争という極限状態でも発揮される人間性。
イギリスの華やかな戦後とその戦争を引きずらざるを得ない人々。
ラブロマンスも。
視点は多岐にわたるが、しっかりと描かれている。
心が温まるハッピーエンド。

もうちょっと多くの劇場で公開されないものか。