安蒜豊三 きょうもよろしく

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「パラサイト」半地下の家族


1月3日 「よろしく劇場」
「パラサイト」半地下の家族  1月10日(金)各シネコンで公開

カンヌ国際映画祭[最高賞]韓国映画として初受賞。
第92回アカデミー賞®国際長編映画賞韓国代表。 『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』ポン・ジュノ監督作品。

全員失業中。日の光も、電波も弱い“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家。
大学受験に失敗し続けている長男ギウは、友達に家庭教師の仕事を紹介される。
身分を偽り訪れた先は、IT企業を経営するパク社長一家が暮らす“高台の大豪邸”。
思いもよらぬ高給の“就職先”を見つけたギウは、続けて美術家庭教師として妹ギジョンを紹介する。
そして、父母も豪邸で仕事を得るが、事態は思いもつかない展開を見せる。

韓国で社会問題となっている貧富の格差が物語の背景。
コメディかと思わせるような序盤、豪邸内でのドリフのコントのようなドタバタ、
サスペンス、ホラー、社会風刺のドキュメンタリー調と1本の作品が色を変えてくる。
この家(建物)の秘密、2つの家族に横たわる大きな格差が生み出す感情。
すべてのエピソードや何気ないセリフやシーンが伏線となり、とんでもない爆発を生む。
そしてその納め方、エンディングの見事なこと。
ポン・ジュノ監督はこの映画を 「道化師のいないコメディ」「悪役のいない悲劇」と呼んでいる。