安蒜豊三 きょうもよろしく

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よろしく劇場 映画『MOTHER 』


よろしく劇場
『MOTHER マザー』7月3日(金)公開
実際に起きた「17歳少年による祖父母殺害事件」に着想を得た物語。

男たちと行きずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子(長澤まさみ)。
働きもせず欲望のまま行動する一方で、息子の周平を歪んた愛情で育てる。
彼女が「まともに生きる」ことなどなく、生活は荒む一方だった。
秋子と周平は肉親から絶縁され、社会から孤立する。
17歳となった周平と秋子は、「実の祖父母を殺害する」という事件へ。

「誰も知らない」「万引家族」のような重さが残る作品。
共感できないどうしようもない母親を長澤まさみが演じている。

秋子のとっては息子周平(新人・奥平大兼)がすべて。
自分の所有物でどう育てようと自分の勝手という歪んだ愛情。
周平も、母から離れててまともになれるチャンスがありながらも、 母と行動を共にしてしまう。
なぜ周平は、秋子から離れず、事件を起こしたのか。  
そして秋子が抱く息子への執着は、愛情といえるのだろうか。

最後の最後で、周平が自分の内面を語る。
どんな母でも、自分にとっては大好きな母。母が世界のすべて。
それを好きではいけないのかという周平の問いには絶句するしかなかった。