安蒜豊三 きょうもよろしく

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よろしく劇場 【ストックホルムケース】 

よろしく劇場
【ストックホルムケース】  公開11月6日ほか  

誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、
犯人に連帯感や好意的な感情を抱いてしまう心理現象
「ストックホルム症候群」の語源となった5日間の立てこもり事件を基に、
ユーモアを交えながらスリリングに描く作品。

70年代のスウェーデン。
平和な町の銀行に、銀行強盗ラース(イーサン・ホーク)が出没。
目的は、銀行強盗で手に入れた金で自由の国、アメリカに渡ることだった。
たまたま銀行に居合わせた幼い娘を持つビアンカ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取った。
警察はラース達を銀行に閉じ込め、現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。
すると犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に、不思議な共感が芽生え始める……。

1時間半程度の短めゆえコンパクトにリズム良い展開で、細かい心理描写を積み重ねている。

ラースは粗野でバカだが憎めない奴で、悪態をついても、間抜けとも思える人の好さ。
女性の人質のため生理用品を警察から貰おうとしてくれたり、
食料が少ないなか、梨を分けてくれたりするシーンがそれを物語っている。
じきに登場人物たちが交わす会話や視線が温かみを帯びてくる。
そして、人質であるビアンカとラースの間に恋愛めいた感情が湧いてくる。
また、もう2人の男女人質も共感していき、5人はワンチームのようになってしまう。

事件解決の数年後を描いたのが、ラストシーン。
そのあと、どうなるのかが知りたい・・・
人間心理とは不思議なものだ。