安蒜豊三 きょうもよろしく

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よろしく劇場 二本立て



「ポプラン」   1/14(金)公開

『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督新作。

ある朝、突然股間からなくなってしまった男のイチモツを探す6日間の旅に出た男。
侮ってはいけない。キワモノではない。
確かに「イチモツ」が消えるというバカバカしい設定だが、
人にとって大切なものを再確認できる人間ドラマに仕上がっていて、
笑って泣いて、気が付いたら「心温まっている」作品。
こんな設定でそんな気持ちになってしまうのが少し悔しく、
「やられたなあ、こりゃ一本取られたなあ」と思ってしまう作品。




アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド

ドイツ映画。
ベルリンで楔形文字の研究に没頭する学者アルマ。
研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。
実験期間は3週間。人間と最新鋭のアンドロイドの恋愛が成立するのか。
理想の恋人、伴侶になれるのかがテーマ。

この物語のイケメンアンドロイドのトム君。
人の心の機微を学んでいき、それらしい行動や反応を外的に示すことができるようになっていく。
異性に望む行動、言動を実現してくれることを全面的に受け入れれば楽園なのだが、
思慮深いアルマは、懐疑的で自分自身の欲望を叶えてくれる事に違和感を覚えてしまう。
彼女にとっては、やはり単なる欲望現実化マシーンでしかないのか。
その一方で、トム君をいじらしく思い、溺れてしまいそうにもなる。

どんなにテクノロジーが進歩しても、人間の心はアルゴリズムの限界の外を求める。
想定外の驚きやトキメキを。

SFラブストーリーの形をしているが、中身は哲学的。
この映画を肴に恋愛論を語るのもいいかも。