安蒜豊三 きょうもよろしく

  • radiko.jp

カレンダー

ブログ内検索

RSS2.0

[login]

a-blog cms

シニア主役2本立て

5月31日
よろしく劇場
シニア世代が主役の作品2本立て

「長いお別れ」 5月31日  公開
原作は、中島京子の小説「長いお別れ」。  
父の認知症発症により、自分自身の人生と向き合う事になる家族の7年間を描いた。  
認知症でゆっくり記憶を失っていく父に山﨑 努。
明るく献身的に介護する母に松原智恵子。
それぞれの悩みや迷いを抱える姉妹に竹内結子と蒼井 優という豪華キャスト。

厳しい状況だからこそ、これまで重ねてきた家族の想い出やつながりの価値を認識させてくれる。


「兄消える」名演小劇場 6月1日公開
喜劇俳優・柳澤愼一(86歳)と数々の作品で名脇役として活躍する高橋長英(76歳)が
40年ぶりに再会した老兄弟を演じる、長野県上田市を舞台にした人間ドラマ。
父の葬儀を終えたある日、町工場を細々と続ける76歳独身の弟・鉄男のもとに、
40年間行方知れずだった兄・金之助が訳あり風の若い女・樹里を連れて突如戻ってくる。
チャラチャラしてつかみどころのない兄と、それに憤るマジメな弟が衝突。
しかし、周囲に迷惑かけてきた兄の事情を知った弟(高橋長英)のラストシーンの表情が胸に迫る。


「老いる」ことについて考えさせてくれる好作2本立てでした。


「母と子」「父と子」映画の2本立て

5月24日
よろしく劇場

「リアム16歳、はじめての学校」(Adventures in public school)   公開5月25日(土)
学校には通わず、シングルマザーのクレアに自宅教育を受けて育った世間知らずの天真爛漫な16歳のリアム。
ひと目惚れした義足の美少女、アナスタシアに近づくため、高校に通学。
学校での様々な出会いを通じて成長していくリアムと子離れできない母を描く。
近親相姦的な設定だが、軽く明るいカナダ産コメディ。


「パパは奮闘中」
伏見ミリオン座 2019/5/25(土)〜  
岐阜CINEX 2019/6/8(土)〜  三重 進富座 2019/7/13(土)〜

妻のローラと幼い二人の子供たちと、幸せに暮らしていると信じていた夫・父オリヴィエ。
ところが、ある日突然、ローラが家を出て行ってしまう。
ベビーシッターを雇うお金もなく、残業続きの仕事と慣れない子供の世話の両立を迫られる。
次から次へと巻き起こるトラブルに奮闘しながら、ローラを捜し続けるが、
彼女の行方も姿を消した理由も一向に分からない。

邦題の印象は心温まる父子物語だが、夫婦の心理的ギャップや厳しい労働環境が描かれている。
結局、最後まで妻の家出の原因はわからないまま。
それでも、前に進もうとする父と2人の子供の姿に光を見出せる。

夫婦で観ると、互いの感覚の違いを認識し合えるかも・・・


よろしく図書館 「お好み焼きの物語」

5月17日(金)
よろしく図書館

執念の調査が解き明かす新戦前史
  「お好み焼きの物語」近代食研究会 新紀元社  

以外に明らかになっていなかったお好み焼きの歴史。
・お好み焼きは明治の末に東京下町で生まれた
・人形焼や鯛焼がお好み焼き誕生に関係
・お好み焼きに影響を与えた「洋食屋台」

膨大な資料を読み解いた労作。
お好み焼きだけでなく、近代東京での産業や風俗の変遷が興味深い。
読み応えあり。

映画「芳華」~Youth~


よろしく劇場
「芳華」~Youth~ 5月11日公開


舞台は70年代から現代の中国。
人民解放軍で歌や踊りで鼓舞する文工団。
文化大革命、中越戦争、改革開放と激動の70年代に青春を過ごした若者を描いた群像劇。  

文工団のダンサーたちが踊る、京劇とバレエを融合させたダンスと、
楽団員たちが様々なシーンで奏でる音楽が躍動的。

中越戦争の6分間の戦闘シーンはかなりリアル。

中国では、現在50代から60代の世代が、このような時代背景をもっていたのかと改めて認識。

環境は違えども、普遍的ともいえる青春の甘さ、瑞々しさや残酷さが伝わる。  
時代に残酷に翻弄されながら、変化にうまく乗る者。貧しくとも誠実に生きる者。
その格差に、やるせなく切なさを感じるが、少しだけ救われた最後の最後。

映画「エマの瞳」

よろしく劇場

映画「エマの瞳」4月27日   公開

舞台はローマ。
広告プランナー・テオは、典型的なプレイボーイオヤジ。
恋人、人妻とよろしく楽しんでいるが、ちゃんと人生に向き合っていない。

思春期に視力を失い、理学療法士として生きている女性・エマの声に魅せられる。
ある出来事で、2人の仲は終わりかける。
チャラオヤジらしくない、この純愛めいた気持ちをどうするのか?

地味だけどおしゃれで、温かみのある作品。
ローマの裏通りを思い出す。

エマ役のヴァレリア・ゴリノは、同年代。
イタリアを代表する女優の一人だそうだが、素敵な熟女だ。