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星野書店

名古屋近鉄パッセの8階にある星野書店におじゃまして、今1番おすすめの本「同志少女よ、敵を撃て」についてお届けしました。



「同志少女よ、敵を撃て」は、第11回アガサ・クリスティー賞受賞作品で、今年、本屋大賞を受賞した話題の作品。
星野書店にも平積みのコーナーができています。





舞台は1942年の独ソ戦。主人公は、大学進学が決まっていたセラフィマという少女。
一般の人たちが、どんな風に戦争に巻き込まれていくのか…
また、突然、狙撃兵になることを迫られたセラフィマの成長物語です。

わたしが驚いたのは、お話の展開が、「誰の視点で描かれているのか」がすごくわかりやすいこと。
主人公のセラフィマの視点や思い、彼女の教官であるイリーナの視点や思い、
「これはこの人の気持ちなんだな」という没入感を味わうことができます。

これは、作者の逢坂冬馬さんが、映画がお好きだからこそ、成し得る技。
一度、頭の中で映像化して、それを書いていらっしゃるんだそうです。
「だからか!」このお話を伺ったときには、わたしはつい、興奮してしまいました。
また、セラフィマの「成長」と言っていいのかどうかわからない変化に胸がザワザワ。
セラフィマは狙撃兵として成長していく訳ですが、これは少女たちにとって必要のなかった成長なのではないか…
本当にいろいろと考えさせられます。


わたしがセラフィマだったら!わたしがイリーナだったら!
イェーガーだったら…そんな風に、いろんな立場から、独ソ戦について、戦争について考えることができます。

是非みなさんも、この1冊とじっくりと向き合ってみてください。



ご出演いただきました作者の逢坂さん、星野書店の星野さん、ありがとうございました!


石川由香里



※放送後1週間お聴きいただけます。



◆星野書店 近鉄パッセ店
◇名古屋市中村区名駅1丁目2-2近鉄パッセ8F