choco rico(チョコリコ) 飛びこみマイク
名古屋市西区に去年7月にオープンした、
カンボジアの原材料を使った「Bean to Bar」のチョコレート専門店「choco rico」(チョコリコ)におじゃましました。




「choco rico」は、経済的な理由で学校に行けないカンボジアの子供たちを
学校にいかせてあげられる仕組みができないかと始められた取り組みです。
夫の千晃さんは、中学の時に本を読んでカンボジアに憧れを持っていました。
2014年に教育支援と言う形で初めてカンボジアを訪れ、それから年に何度も行くようになる中で、
現地で"学校に行きたいけど行けないこどもたちがいる"現実を目の当たりにしました。
そこで、千晃さんは、カンボジアのカカオ農園からオーガニックのカカオ豆と天然パームシュガーを直接輸入し、
市場より高い価格で仕入れ、チョコレートを作って販売することで、
子供たちが学校に通える環境作りができないかと考えたそうです。

1つの工房でカカオ豆からチョコレート作りまでを行うことを「Bean to Bar」と言い、
チョコレート作りを担当するのが妻の由利子さん。
由利子さんは、ある日突然、カンボジアでカカオ農園をやると決めて帰国した千晃さんに
「日本でチョコレートを作れるようになってほしいから会社をやめて!」と言われ、
「面白そう、やる」とお返事したそうです!チョコレートの知識など全くなかったそうなのですが、
その後、1日だけ修行をして、それからは独学で約2年半、チョコレートと向き合ってきました。
その間にショコラティエとチョコレートマイスターの資格を取り、
おいしいチョコレートを作ることに全力を尽くしてきたそうです。
今日も平日にもかかわらずたくさんのお客さんが訪れていました。
常連さんも多いそうで、皆さん「大ファン」と言う感じでした!
わたしもチョコレートをいただいたんですが、舌触りがなめらかでまろやかな味、
すっと体に染み込んでいくようなチョコレートの大ファンになってしまいました!
千晃さんは「体によくても、環境によくても、おいしくなかったら続かないので、
おいしいチョコレートをこれからも作り続けます」とおっしゃっていました。
みなさんも是非、すてきなストーリーのおいしいチョコレート、食べてみてください!
ジェラートもありますので、是非楽しんでくださいね!

ご出演いただきました、渡邉千晃さん、由利子さん、ありがとうございました。
石川由香里
※放送後1週間お聴きいただけます。
◆ choco rico
◇名古屋市西区赤城町16-1
◇TEL 052-504-5335