気がしない 定期列車
東日本大震災から2年。
2年経った気がしません。
早いような、長いような。
あのときは仕事場近くにいました。
去年は沖縄にいました。
今年は心静かに過ごしています。
ラジオもテレビも新聞も震災一色ですが、
なぜか聴いたり観たりする気がしません。
現地に思いを馳せたいような、
日常を大切にしたいような。
この気持ち、2年前にも似ています。
言葉で伝える葛藤に苛まれた日々。
深刻に伝えても普段どおり伝えても叩かれ、
挙げ句「嫌なら聴くな」の人と言われ。
図らずも今、それを実行しています。
震災の年の7月、家族で東北を旅しました。
気仙沼や塩竈にも行きました。
写真も撮ったのですが今も見る気がしません。
思い出すのが嫌なのではなく、
脳裏にしっかり刻み込まれているから。
四角四面の枠に切り取られた映像よりも、
360度の広がりを持つ記憶。
前後左右の失われた空間で
「コンビニを左へ」と呟くカーナビの空しさ。
陸に打ち上げられた漁船の
わずか数百メートル先にある無傷の街並み。
ここは無傷と思った場所の足下に広がる、
見渡すかぎりの住宅の基礎たち。
共通していたのは、それぞれの風景に
「音がなかった」ことです。
映像も言葉も無力になる規模の大きさ。
私たちは2年経ってもその全貌を
つかむことさえできていません。
復興の遅れに焦ったり怒ったりする報道。
報道の在り方に疑問を呈する受け手たち。
すべてはその表れです。
せめて今日はそんな自分を受け入れましょう。
それくらいしかできる気がしないから。
『きょうも朝4時に』 日々
同じ時間に起きると思うと、
早朝とはいえラクなものです。
きょうも4時に起き、
5時前に東海ラジオへ。
きょうは『モルゲン』の代打です。
半年ぶりの『モルゲン』の代打とはいえ、
3度目ですから、
まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、
全然大丈夫でない!
時刻は言い間違えるは、
原稿の置き場所はわからなくなるは、
もう大忙しの3時間でした。
桐生さん、スタッフの皆さんに
多大なるご迷惑をおかけいたしました。
今週の『モルゲン』は代打週間、
あすは誰でしょうか…?
『名古屋ウィメンズマラソン2013』 日々
ここ数週間、
たいへんな時間と労力をかけて臨んだ
『名古屋ウィメンズマラソン2013』実況中継。
当日のきょうは
名古屋市内のホテルにある選手村に朝5時、到着。
提出されたスペシャルドリンクを確認します。
書かれた言葉とか、デザインとか。
ランニングウェア姿の女性に囲まれながら、
地下鉄でナゴヤドームに。
ここがゴールです。
ラジオ・テレビ中継車、時計車、審判車などが隊列を組み
スタートを待ちます。
スタートしてしまえば、
あとはあっという間にレースは終わり、
放送も終了。
木崎、ディババ、野口の激しい争いを
間近で見られて興奮しました。
あれだけ準備したのに
大したことを喋れないな…という無力感にさいなまれるのも
中継を終えたあと
毎年味わういや~な気持ちです。
サッカー中継が終わった、
マラソン中継が終わった。
次はプロ野球?
いや、その前に競馬・高松宮記念の実況です。


