第一印象は殺風景といっていい。春に比べるとある物がほとんどない。ギャラリー、ブルペンの小屋、メディア用の受け付けや食堂、そして何より選手は投手11人(私の滞在期間)のみ。ただただ自らを追い込む選手がそこにはいました。
ブルペンも1日数人の投手が使用。ボールがミットに収まる音、コーチの指導の声、全てが春以上に私の耳に届きます。シンプルに野球に取り組む日々、土まみれになりながらひたすら白球を追い自分を見つめ直す時間が流れます。
連日、日が暮れて視界が悪くなるぎりぎりまで追い込みました。この後もプールに移動し練習は続きます。秋だからこそできる時間の過ごし方。必ず強くなってくれるはずです。