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直球勝負!大澤広樹

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『4番サード郡司』 日々

今日もクライマックスシリーズ、パ・リーグのファイナルステージ第3戦を真剣に観ていました。
とにかく気になっていたのは、日本ハムの郡司裕也選手です。

第1戦、第2戦ともにソフトバンク投手陣に厳しくマークされ、8打数無安打。昨日も二度の好機で凡退。打順がどこであっても、なぜかチャンスで回ってくる。しかし、どうしても一本が出ない。

昨日の試合後、私は「17日、郡司選手は先発出場するだろうか」と心配していました。
正直、7対3でスタメン落ちだろうと思っていました。ただ、3割ほどの期待で、「新庄監督が“郡司と心中する”と腹をくくるかもしれない」とも感じていました。

そして迎えた今日——スコアボードには「4番・サード 郡司」。



いやあ、なんとも新庄監督らしい。

負ければさまざまな批判を受けるであろう決断。郡司選手をスタメンから外す方が、むしろ楽な選択だったかもしれません。それでも新庄監督は郡司選手を先発で、しかも4番で起用しました。

いきなり1回表、1死一・三塁で郡司選手に打席が回ってきました。わたしも祈るような思いで見つめていました。

3球目——ライトへの鋭い当たり。犠牲フライとなって先制の打点をあげました。

第3打席ではショートへの内野安打。
「いけるかも!」と、わたしも思いました。

そして迎えた第4打席。2死満塁で再び郡司選手に回ります。

野球の神様は、彼にチャンスを——いや、試練を与え続けます。

しかし郡司選手にとってそれは試練ではなく、やはりチャンスでした。
センターへの3点タイムリーツーベース! 思わず大きな声を上げてしまいました。うれしかった。本当に。

毀誉褒貶にさらされながら戦うプロ野球選手という職業は、本当に過酷だと思います。昨日は、郡司選手にとってもつらい夜だったでしょう。でも彼はやりました。そして新庄監督の胆力にも、改めて恐れ入りました。

昨日、プロ野球選手になりたいという我が子に「バッテリーを組むなら誰がいい?」と聞きました。
わたしはてっきり「中日の石伊選手」と答えると思っていたのですが、返ってきたのは——

「そりゃ郡司選手でしょ。お父ちゃん、伝えておいて」

このタイミングでそんなLINEを送るわけにはいきませんが、我が家は、みんなで郡司選手を応援しています。

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