下川みくにの今日は何の日?~365日のSDGs~

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テクノフェア2019 下川みくに

10月31日木曜日と11月1日金曜日の2日間、名古屋市緑区大高町にある中部電力技術開発本部で「テクノフェア2019」が開催されます。今週は「テクノフェア」について技術者の皆さんをゲストにお迎えして、お話を伺ってきました。まず初日は「スマートフォンのGPSを活用した来場者サービス」を開発した技術企画室・企画グループの南原さん。「テクノフェア」では、どの展示が混雑しているかを表示して、来場者の方にスムーズに見学をいただけるように案内をしながら、スタンプラリーも楽しめる・・・というサービスを行うそうです。今後は、中部電力が提供している安全・安心に関する情報を提供しているアプリ「きずなネット」で、災害時に家族内で位置情報を共有し、安否がわかるように機能を拡張したり、、、災害時に電気機器が故障した際に速やかに現場に向かえるよう、通行できる移動経路を表示することなどを目標に開発をしてらっしゃるそうです。



2日目は、電力技術研究所の研究員加藤さんにご登場いただきました。加藤さんはダムや火力発電所に使われる土木建造物の健康診断手法や医療方法の研究を行っているそうです。「テクノフェア」では、水力発電所の水路トンネルの周辺に空洞が発生していないかをトンネル内部から調査する技術と、火力発電所で大規模地震によってひび割れが発生した鉄筋コンクリートの耐久性を評価する技術を紹介されます。研究所に7メートルもの水路トンネル周辺の模型を作ったり、、、重さ2トンものコンクリートを使って8年に及びコンクリート内部の鉄筋の錆び具合を調べたりと、、、スケールの大きな研究の成果をぜひご覧いただきたいと思います。



そして3日目に登場いただいたのは、エネルギー応用研究所の富野さん。普段は配電設備のメンテナンス技術について研究してらっしゃる富野さんは、「テクノフェア」では設備の解体調査をVR体験できるアプリを開発。開閉器(電気のスイッチ)を部品ごと解体する手順をVRゴーグルを通して体験できる展示をされます。重さが170キロもある開閉器を複雑な手順で解体調査する様は、この「テクノフェア」でしか体験できませんね。電気を安全に私たちの元に届くために必要不可欠な富野さんの研究は、今後も追及され続けていくことでしょう。



こうした私たちが普段触れることのない中部電力で研究・開発されている色々な技術が展示されている「テクノフェア2019」10月31日木曜日と11月1日金曜日の2日間、午前9時30分~午後4時まで、名古屋市緑区大高町にある中部電力技術開発本部で開催されます。入場無料で一般の方も入場できますので、お時間ある方はぜひ足をお運びいただきたいと思います。今回ご登場いただいた南原さん、加藤さん、富野さん、ありがとうございました!


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