知多LNGターミナル!!! 現場レポート
に取材に行ってきました。
ここ「知多LNGターミナル」は、電気の原料になるLNGを
受け入れ、貯蔵し、供給するための施設。
LNGというのは、”Liquefied Natural Gas”の略で、液化した天然ガスのこと。
マイナス160℃まで冷却すると、液化となります。
ちなみに液化すると、体積が1/600に縮小されます。
サッカーボール4個分の天然ガスがゴルフボール1個分に縮小される・・・
と言えば、イメージしやすいでしょうか。
液化されたLNGは、船で海外からやってきます。
じゃーん!!!
すごい大きい船でしょ?
このLNG船は、21万キロリットルのLNGを運ぶことができるそうですよ。
(この船は、カタールからおよそ15日間かけて、日本にやってきたそうです。)
平均で2日に1回、海外からの船が到着するという
こちらの知多LNGターミナルでは、
1年間でおよそ1000万トンものLNGを受け入れているそうですよ。
そうやって海外から運ばれてきたLNGは、施設内のタンクで貯蔵されます。
(一番大きいタンクは20階建ての建物がすっぽり入る大きさ!!!)
そして、LNGを使用する際は、施設内の気化器を使ってガス化されます。
その際、海水を使って液体LNGを温め気化していきます。
その後、ターミナルの近くにある
知多火力発電所・知多第2火力発電所・新名古屋火力発電所などに運ばれ、
電気の燃料となるわけですね。
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(知多火力発電所)
現在、中部電力管内で作られる電気の94%が火力発電。
そのうちの70%がLNGによる発電となっています。
様々な工程を経て、電気の燃料として使えるようになるLNG。
もちろん、発電された後も、変電所を経て、送電され、
やっと私たちが使えるようになるんですね。
当たり前のように使っている電気ですが、
これだけの工程を経て作られている事、
頭の片隅に置いておいて頂けると嬉しいです!
大半が限りある資源から作られている電気、
大切に使っていきましょうね!!!
最後に、今回インタビューに答えてくださった波多野さんと!