『夜の北谷キャンプ』 日々
「夜の北谷キャンプ」。
私は今月、
合わせて14日間沖縄・北谷に滞在しています。
そして、
ちょっと時間があれば行くのが
北谷球場から車で10分、
北谷スポーツセンター内の
バッテイングセンターです。
最速140キロまで設定できる
同センターのピッチングマシン。
私は100キロくらいの緩いボールを
きちんと捉えた後に
120キロくらいを打って締めるという練習法。
きょうは空いていたので
連続して3ゲーム打ち続けました。
バッテイングセンター後は
北谷球場周辺を軽くランニング、
そしてうまく場所が見つかったので
きょうは
50メートルダッシュ5本、
10メートルダッシュ5本で終了。
これはきょうのドラゴンズの練習を見て真似たものです(笑い)。
結構バッテイングセンターでお金を使っていますが、
今のところ打撃の感覚がすごくイイ。
私の開幕は3月18日です。
『2/23・北谷だより』 日々
2月23日、北谷。
くもり、18度。
昨夜までの雨も上がり、
無事に韓国ネクセンとの練習試合が行われました。
午前中のブルペンでは
今季の起用法が「リリーフで」と決定した福谷選手が、
熱のこもった投球を見せました。
「きのう話し合って、次の登板はリリーフとしてチャンスを与えてくれることになりました。自分ができることをしっかりやりたい」。
ブルペンで投球を終えたあと、
吉田ブルペン捕手とかなり時間をかけて話し合いました。
吉田さんに聞くと
「僕はこのキャンプ、一番たくさん福谷のボールを受けてきたので。先発投手としてあれこれと完璧を求めすぎたと思う。リリーフに決まったことはきっといい方向にいくはずです」
福谷選手がアピールする時間はまだたっぷりあります。
さて、試合は天候不良ということもあり、
野手は予定されていたメンバーを大きく変更して
若手選手が中心に出場しました。
堂上選手が2安打1打点、
高橋選手も長打二本の2安打3打点。
ただ、森監督からは意外?な指摘が。
「(堂上)ナオミチはファウルファウルで粘って、出塁したら牽制球を何度ももらっている。(高橋)シューヘイは一度も牽制球をもらっていない。よっぽど足が遅いと思われているのか、よっぽどリードが小さいのか」。
今季は「走塁改革」をうたう中日ですが、
盗塁するではないにせよ、
リードの大きさで投手にプレッシャーをかける必要性を問うあたり、
本気です。
先発投手は吉見選手でした。
きょうは試合前のブルペンから
ず〜っと吉見選手を見ていました。
惚れ惚れしますね〜。
本人は「こんなもんじゃないですよ」と笑うでしょうが。
今季のテーマは「ストライクゾーンで勝負する」という吉見選手。
第1球がボールだったので
「いきなり失投ですよ…」と苦笑いでしたが、
「怪我なくキャンプで1,000球くらい投げられてよかった。満足はしていないが、二重丸のキャンプでした。したいことは全てできた」
吉見選手が二重丸と言うんですから疑う余地なしです。
2イニング2安打無失点でした。
2人目・岩瀬選手は、
1イニング2安打2四死球で1失点。
「対打者で力が入ってしまい、これだけコントロールがバラついてはいけない。まずはコントロールがこれではピッチングにならない。まっすぐもスライダーも抜けてしまった」
3人目は山井選手、
2イニング1安打無失点でした。
「不安はあったが思った以上にある程度のコースに投げられた。もう一つスイッチが入った感じです」
バルデス投手は2イニング1四球無失点。
「そこそこ良かった。投げたいところに投げられた。コントロールが良かった。ここまで順調にきている。次はもう少しイニングを伸ばしたい」
ジョーダン選手は2イニング1失点でした。
ゴメンなさい、
取材できていません…。
あまりアナウンサーが私見を述べるのは良くないと思っているのですが、
私が前回、沖縄に来たときも、
そしてこの最終クールも
すごく期待させてくれる選手がいます。
遠藤一星選手。
きょうは4打数1安打、
アウトになった打球も力強く、
盗塁も決め、
外野守備にもしっかりと対応しています。
取材すると皆さんが口をそろえて
「今年の遠藤の打球は力強くなった」と。
昨年の開幕戦は
「3番遊撃」でスタメンだった遠藤選手。
結果的には悔しいシーズンでしたが、
私は今季も期待しています。
『2/22・北谷、読谷だより』 日々
北谷。
くもり、23度。
野球日本代表・侍ジャパンの合宿に合流する
平田、岡田選手は
きょうを最後にチームを離れました。
「メダルといい土産話を持って帰ってきます」と
チームメイトにあいさつした平田選手。
「森監督からは頑張ってこいと、土井コーチからは山田(ヤクルト)や筒香(DeNA)のバッテイングを学んでこいと言われました。ここまで非常にいいキャンプが送れている。侍ジャパンは一流選手ばかりで、自分が一番下にいる。結果を出してスタメンで出られるようにしたい。日本国民から期待してもらっている。その一員としてプレーできる誇りを持って、世界一奪還目指して頑張ります」
WBCの決勝戦は日本時間の3月23日、
その日は平田選手の誕生日です。
素晴らしい誕生日になりますように!!
北谷球場での取材を切り上げて、
読谷球場に移動。
きょうはvs.韓国LGとの練習試合です。
昨日に続き
ベテラン荒木選手が2番セカンドで出場。
6回裏、
友永選手がライトは2点本塁打。
北谷組ながら出場した
ルーキー京田選手は
二塁打と三塁打の2安打。
好走塁あり、
あまりグラウンドコンディションが良くない中でも
7度の守備機会を無難にこなしました。
その守備機会の中でも
京田選手が笑顔を見せたのは
荒木選手と6-4-3のダブルプレーを成立させたこと。
「きょうの一番は荒木さんとのゲッツーです。それで十分」と
とても嬉しそう。
「試合中もポジショニングを指導してもらいました。素晴らしい時間を過ごせました。割り切って守ること、全部を捕ろうと思ってはいけないと。打者のファウルのスイングでバッターのクセを見抜いて守備位置を変えたり、とにかくいろんなところを見ているのだなと。一塁のバックアップも全力でやっている。素晴らしいです」。
2人の時間を十分に「楽しんだ」ようで何より。
先発投手は
ベテラン・八木選手。
4イニングを1安打1四球無失点。
八木投手といえば広島戦の相性がとても良いですが、
今年の2カード目がその広島戦。
森監督は
「そこまで一軍にいれば考える。八木という名前が出てくる(くらい順調にきている)だけでも助かる」。
八木選手は
「キャンプ中では最後の実戦登板になるが、ボールも悪くなかったし結果も悪くない。右打者の内角をどれだけ突けるか、捕手に多めに投げさせてもらったが、いいところにいった。若いヤツに負けないよう食い込んでいきたい」。
2人目阿知羅選手は
3イニングを5安打1四球3失点。
3人目は浅尾選手。
1イニングを1安打無失点、
最速142キロでした。
浅尾選手は
「徐々に上がってきた感じがある。常時140キロ出るようになりホッとしている。一軍の打者と対戦して、どれくらい自分ができているのか確認したいが、とりあえずキャンプ中はしっかり2軍で。そろそろどうだと一軍首脳陣から言ってもらえるよう頑張りたい。ケア、トレーニングをしっかりやって、1日を不安なまま終わらせないようにしたい」。
森監督は
「いまあいつ(浅尾)は投げられるだけでいい。何も(不安が)ないから投げているんであって、上で投げたいというなら上で投げればいい。荒木と浅尾は任せている」。
2点リードの9回、
マウンドに上がったのは祖父江選手でしたが
1イニングを3安打2失点で
同点にされてしまいました。
しかし9回裏、
エラー出塁、一死を挟んで四球、四球。
最後は渡辺選手の押し出し四球でサヨナラ勝ちでした。
あしたは北谷で韓国ネクセンと練習試合の予定ですが、
お天気が心配です。
『2/21・北谷、読谷だより』 日々
再び沖縄にやってまいりました。
2/6〜2/11はとにかく寒かったのですが、
きょうは21度、
日焼け止めを塗りました。
まずは空港からタクシーで北谷球場に直行します。
きょうから最終クール。
休み明けなので全ての投手がブルペンで投球しました。
きょうは森監督が
読谷球場の練習試合vs.ハンファを視察とのこと。
ドラ番の多くが読谷に移動しました。
又吉選手は2イニングをピシャリで
先発ローテ入りにまた近づきました。
福谷選手は2イニングで6失点。
必ずや立て直してくれると信じています。
石川選手が2点本塁打。
楽天から移籍の岩崎選手が3点本塁打。
「サムライ」岡田選手は
1イニングを三者凡退に。
明日を最後に北谷を離れ、
侍ジャパンの強化合宿に向かいます。
高橋選手は
本塁打と左前打。
試合は大乱戦になりましたが
12-10で中日が勝ちました。
試合が終わっても…
練習は続きます。
あしたから1、2軍どちらかで
練習試合、オープン戦が組まれています。
やはり投げた、打ったの結果が出ると
一歩ずつ開幕が近づいてきたと感じます。