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直球勝負!大澤広樹

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『初めての延長タイブレーク』 日々

きょうは高校野球愛知県大会・一宮興道高校対菊里高校を実況するために、豊橋市民球場へ。もう3回目。試合前の準備などのペースもつかめてきました。

試合前、控え室で準備をしていると、審判員の方から声をかけていただきました。球場の外では、保護者の方に声をかけていただきました。どちらもとてもうれしいお言葉で…。今年、こうしてケーブルテレビでの実況の機会を与えていただき、改めて幸せを感じました。



そんなことがあり、気分良く臨んだ今日の試合。大熱戦、好ゲーム。いわゆる進学校対決ですが、どちらの投手も素晴らしい内容。大会前からテレビなどでも取り上げられていた、菊里・土屋投手。きょうも144キロを計測し、スケールの大きさを感じました。そして負けず劣らず、先発した河田投手。一宮興道・小沢投手。ふたりの制球力の素晴らしさ。

結局、延長戦に突入しタイブレークに。わたしは初めての「タイブレーク実況」です。無死1、2塁からどうやって点を取るのか。10回は両チーム共に送りバントからの犠牲フライで1点ずつ。11回は一宮興道がバントで送れず無得点。そして菊里が満塁とし、カウント3-0からスクイズでサヨナラ勝ち。3-0からのスクイズ、こんな作戦があるのかと勉強になりました。3時間を超える大熱戦でしたが、疲れを感じることもなく、両チームのプレーに魅了されました。



解説は、中日ドラゴンズで捕手、外野手。引退後もブルペン捕手を務めていた吉田利一さん。現在は豊橋市内で子どもたちに野球を指導する活動もしています。「一緒に焼肉食べに行ったよなぁ〜」なんて、懐かしい話もできてうれしかったです。



好ゲームを担当できて幸せなのですが、ひとつ猛省していることがあります。

高校野球ですから、出場した選手はもちろんのこと、伝令の選手、さらにいえば治療の際に手伝いに出てきた選手、すべて名前を紹介したいと思って放送席に座っています。

しかし今日は一度、一宮興道の代打で出た選手を紹介することができませんでした。場内アナウンスに気づかず、スコアボードも恐らくそのままだった、放送中のモニターのテロップは確認できなかった、それで次の回の守備交代の際に、ようやく気づきました。その選手にとっての晴れ舞台を、紹介し損ねてしまった後味の悪さ。本当に申しわかないことをしてしまいました。

次は7月19日、豊橋市民球場の第2試合。これがこの夏、わたしの最後の高校野球中継です。最新の注意を払い、選手たちの思いを伝えられるよう頑張ります。

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