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直球勝負!大澤広樹

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『思いやること』 日々

きょうの『大澤広樹のドラゴンズステーション』は、山崎武司さんとお送りしました。2011年、東日本大震災が発生したときの、イーグルスの4番打者だったタケシさん。タケシさんが見たもの、感じたことをたくさんお話しいただきました。「他人事」という言葉、重かったです。



東日本大震災から10年が経ちました。10年という節目など、被災した方にはなんの関係もないことでしょう。1年だろうと20年だろうと、大切な人や日常との別れがなかったことになるわけではありません。

2011年4月12日、日本のプロ野球は開幕を迎えました。ドラゴンズは横浜スタジアムでベイスターズと、余震が続き、緊急地震速報が鳴り響き、ハッキリ言えば恐怖と向き合いながら始まりました。



試合中も、宿泊先のホテルでも揺れは続きました。もしかしたら死ぬかもしれないなと、初めて本気で思った数日間でした。コンビニエンスストアに水はほとんどありませんでした。それでもプロ野球は始まりました。



きのう『ドラステ』で井端弘和さんが、「野球なんてやっていていいのかと思っていた。でも、イーグルス嶋選手の『見せましょう、野球の底力を』というスピーチでスイッチが切り替わりました」と言っていました。被災した皆さんの悲しみは、わたしの想像力では追いつかないかもしれません。そして、わたしたちも悩みながら自分のできることに全力で向かって行きました。

昨年の3月11日、わたしは大阪でバファローズとの無観客でのオープン戦を取材していました。試合前には犠牲者を悼んで黙祷が捧げられました。試合前、与田剛監督が言っていたひと言が、いまでも脳裏に焼き付いています。『東日本大震災でも、コロナウイルス感染でも、思いやることが大切だよね』。




「他人事」でなく「思いやること」、この気持ちと共に日々の生活に真剣に向き合っていきたいです。

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