『1,100グラム』 日々
今日は1日、ナゴヤ球場で取材をしていました。ドラゴンズネタを仕入れるのも大切な営業活動だと、言い訳をしています。
今日の2軍ソフトバンク戦で好投したルーキー・高橋幸佑選手。ほぼストレートで1イニングをピシャリ。ナイスピッチングでした。
試合後のこと。取材をしていると「食育」の話題になりました。中日では9月に入ってから、昇竜館で過ごす若手選手に対して「食べることもトレーニングの一環」をいうことで質を高めていくようになりました。もちろん今までも、食事に対しての講義や、栄養士によるアドバイスは受けていました。しかし、今の取り組みでは、例えば具体的な食事量まで指示が出ています。
高橋幸選手が教えてくれた、指示されている夕食時の白米の量はなんと「1,100グラム」です!
「なかなか1,100グラム、食べられないですよ。おかずももちろんありますし。軽々と食べられる選手もいます。山浅さんとか。でも1時間半くらいかかっている選手もいます。これだけ食べたら当然、トレーニングの量も変わってきます」
1,100グラム。わたしはかつてCoCo壱番屋で行われていた「1,300グラムチャレンジ」を思い出しました。制限時間は20分。わたしはチャレンジしたことなどありません。
高橋幸選手は「20分か。でもカレーだけでおかずはないですよね。だったらいけるかな~」と笑っていました。
地道に、着実に改革を進める落合英二二軍監督。花開くのはまだまだ先なのかもしれませんが、それでお種を蒔き、水をやり続けています。未来の中日ドラゴンズのために。