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直球勝負!大澤広樹

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『親のような気持ちで』 日々

きょうもちょっとだけナゴヤ球場へ行ってきました。この3日間は毎日、通いました。1、2軍の遠征中。貴重な取材時間です。



「大澤さん! お子さん、喜んでくれましたか?」

自らこちらに近づいてきてくれたのは、大野雄大選手です。5月30日(金)巨人戦、6月6日(金)ロッテ戦、親子で観戦した試合はいずれも大野選手が先発でした。そしてブログにも書きましたが、6月5日、ナゴヤ球場で大野選手に「あした、子どもと応援に行くから頼むよ!」と声をかけると、「任せてください! お子さんを笑顔にします」と返してくれました。そして有言実行、勝利投手になってくれたことはブログにアップした通りです。


6月6日、2-1と1点リードで迎えた6回表二死無走者。すんなりいくと思ったら大野選手は藤岡選手へ四球を与えました。ここからヒット、ヒットで同点にされてしまいました。本人に聞いてみました。どうして四球を出してしまうの?

「そう思いますよね。そうなんですよ。わかっているんです、ここで一番ダメなのは四球だと。でも、ボールになっちゃうんです。長くやっていますけれど、これがやっぱり『勝ちたい』という思いが強すぎるというか、悪い方に出ちゃうということなんでしょうね」

5月30日ジャイアンツ戦、6回表。1-0でリード。吉川選手が安打から盗塁、泉口選手のセカンドゴロで1死三塁。ドラゴンズベンチはここで動き、大野選手から勝野選手へ交代させました。そして逆転…。その1週間後の6回表、同じようなことが起きたわけです。

ただ、前回と違ったのは、ベンチが「続投」を選んだことです。同点にされてしまいましたが、ここで踏みとどまった大野選手。そしてその裏、ブライト選手の勝ち越し打で勝利投手になりました。

「ベンチが我慢してくれたことがうれしかったです。試合後、山井コーチに『代えようと思いませんでしたか?』と聞いてみたんです。すると『全く思っていなかった』と。うれしかった」。



そんな大野選手がきのううれしかったのは、盟友と言っていい祖父江大輔選手が通算500試合登板を達成したことです。「1点取られたときは『大丈夫か?』と心配しましたけれど、良かったです。親のような気持ちで祈りながら見ていました」。

そして「何がうれしいかって、勝ち試合で達成したことです。使う方(首脳陣)は迷ったと思うんです。目の前の試合をなんとしても勝ちたいですから。4点差あったとはいえ、久しぶり(5月4日、3失点以来)の登板で、リードした試合。そこでソブさんに行かせた、そして勝った。これは本当にうれしかったです」。

何気なく試合を観ていたわたし。祖父江選手の500試合達成はうれしかったですが、大野選手の話を聞いているとそれ以上の「何か価値のある」1勝であり、記録達成だった気がしてきました。

祖父江選手、おめでとうございます。そして大野選手、次も頼むよ!

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