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直球勝負!大澤広樹

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『テレビ観戦していても』

きのうはナゴヤドームから社に戻ると、

局地的な大雨による影響で

警報、竜巻注意情報、交通情報などの速報が

次々に飛び込んできたため、

結局、

退出したのは深夜1時過ぎ…。

きょうはラジオで中日対阪神、

テレビでも中日対阪神、そして競馬、高校野球を観戦するという

ダラダラした一日。

自分で容器を持ってお茶を飲めるようになった我が子と

仙台育英対大阪桐蔭を観ていました。



「野球はツーアウトから」と言いますが、

二死無走者から、

仙台育英が逆転サヨナラ勝ち。

もちろん逆転サヨナラ勝ちに心を揺さぶられたのですが、

それよりも職業病か、

素晴らしいと思ったのはNHKテレビ冨坂アナの実況です。

私もアナウンサーですから、

「こういう時にこのアナウンサーはどう喋るのだろうか?」と

そちらの方向に関心が行ってしまいます。

冨坂アナは余計な言葉を一切挟まず、

両チームの整列から、

仙台育英の校歌、

そしてアルプススタンドに選手が向かうまで、

ただ「沈黙」していました。

そしてしばらくして「どう言葉をかければよいのでしょうか」と。

自宅のテレビの前で「そうきたかぁ」と勉強させられました。

私もラジオではありますが、

意図的に黙って球場の音を聴かせる、

ということはやります。

なんでもかんでも喋ればいいというものでもないと思いますし、

上手いことを言ってやろう、みたいなスケベ心での実況は、

私もアナウンサーですから

そのスケベ心が透けて見えて気持ちが悪い(笑い)。

冨坂アナ、

テレビですから映像を見せることで

たっぷりと視聴者に味わう時間を与えてからの

「どう言葉をかければよいのでしょうか」。

本当に興奮して気持ちが入ってしまい言葉が出なかったわけではなく、

ここは黙った方がいい放送になる、

と計算したはずです(違っていたらごめんなさい)。

私もアナウンサー20年目になりましたが、

まだまだいろんな実況スタイルに挑戦してみたいと

刺激を受けた休日でした。

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