番組審議会

「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2006年6月「アキラの地雷博物館 ~元少年兵の選択~」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2006年6月18日(日)  午前6時25分放送

6月の番組審議会がこのほど開かれ、5月27日 土曜日、午後3時から3時30分まで放送された日本民間放送連盟賞報道部門参加番組「アキラの地雷博物館 ~元少年兵の選択~」について審議が行なわれました。出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、中山治英、三浦昌夫、宮﨑眞知、山崎隆治以上の皆さんです。高島良樹さんは書面での出席となりました。
東海ラジオ側からは、志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、徳丸善一・常務取締役業務局長、犬飼俊久・取締役報道制作局長、秋田和典・報道制作局次長、安蒜豊三・報道部アナウンサー が出席しました。
まず東海ラジオ側から、 愛知万博での取材を通じて知り合ったカンボジアの方との出会いがきっかけとなり、カンボジアに興味を抱き、さらに著書「アキラの地雷博物館とこどもたち」を読んだことで感銘を受けた安蒜アナウンサーが、カンボジア人アキ・ラーさんへのインタビューを軸に、地雷博物館のエピソードやインドシナ紛争・ポルポト政権を研究する南山大学野口博史助教授の解説を交えながら制作したドキュメンタリー番組です。アキ・ラーさんの数奇な運命、危険を負いながらも明るく生きる姿を本当の戦争を知るがゆえのリアルな言葉で伝えていますと説明しました。

それについて委員からは、
■「本を読むという骨の折れる作業をラジオ番組にすることで、より多くの人に本が持つのと同じ感動を伝え、リスナーそれぞれに、様々なことを考えるヒントを与えたと思う」
■「何度聴いても深い感銘を受け、久し振りに感動した番組であった」
■「非常に分かりやすい番組構成で、効果音も上手く入り、臨場感に溢れていました」
■「世界遺産のあるアンコールワットの近くに、負の遺産があるということを紹介することだけでも大変意義のあることだと思います」
■「ライブラリーとして残すなど、多くの人が聴くことが出来る機会を増やし、戦争の悲惨さ、平和の有難さを伝えてゆく番組を、これからも継続して制作して下さい」
などの意見が出されました。

東海ラジオ側からは「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、5月は101件で、番組プレゼントやラジオショッピングに関する問い合わせが多かったことを報告しました。
以上が5月の番組審議会の概要です。

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