番組審議会

「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2004年9月「薩摩義士伝 ~宝暦治水を訪ねて~」 「番組審議会からのお知らせ」放送内容

2004年9月19日(日)  午前6時50分放送

9月の番組審議会がこのほど開かれ、4月30日から7月16日まで、毎週金曜日午前9時25分~30分まで放送されました「薩摩義士伝 ~宝暦治水を訪ねて~」について審議しました。
出席した番組審議会の委員を五十音順にご紹介します。麻創けい子、小森裕作、高島良樹、松田好旦、三浦昌夫 山崎隆治以上の皆さんです。また、中山治英委員は書面での出席となりました。東海ラジオ側からは、 志村富士夫・代表取締役社長、杉山達也・常務取締役、 林 洋三・取締役業務局長、犬飼俊久・報道制作局長、秋田和典・制作部次長、竹内康浩ディレクターが出席しました。
地元の人々が川に手をあわせ、「薩摩さま」と語りつがれてきた宝暦治水。江戸幕府は、度重なる水害に苦しめられてきた木曽三川下流の地域のために、治水工事を決定。そしてその工事を「お手伝い普請」として、薩摩藩に命じました。事を命じられた薩摩藩の人々は、それが薩摩藩の勢力を弱め、幕府の安泰を図る策略であることを承知の上で、この前代未聞の難工事を請け負いました。想像を越える重労働、度重なる幕府の妨害工作…。工事は難航を極めました。それに耐えられなくなった相次ぐ自害者。幕府側にも自ら切腹し、無言の抗議をした者がいました。この番組は、もう一度今の世代の人々に、「宝暦治水」という歴史を知ってもらい、今の生活が先人の苦労の上にあることを感じ、人のためにどうあるべきかを考えてもらえるような番組をつくることができたらという思いから企画されました。

それについて委員からは、
■宝暦治水について知っているつもりであったが、幕府が妨害工作までしていたことなどは初めて知った。
■他にも、この番組を聞いて改めて知らされることも多く、教養を深めることができた。
■5分間という制約の中で、たいへんよくまとめられていた。
■前半のナレーションには、ドラマ仕立てにした部分もあり、興味をもって聴くことができた。
■後半のご住職のお話の後に、そのお寺へのアクセスが 紹介されており、親切だと思う。
■5分よりは、30分ぐらいの番組の方がいいのではなかったか。
■週1回の番組であったが、まとめて放送する機会があってもいいのではないか。
などの意見がだされました。

一方、東海ラジオ側からは、「審議委員からの意見を受けて、今後の番組制作に反映させるよう、検討と研究を重ねます」と答えました。また、聴取者の皆さんから寄せられたお問い合わせや苦情などは、7月は129件、8月は150件あり、ラジオショッピングの電話番号や特別番組やイベントに関連した問い合わせが多かったことを報告しました。以上が9月の番組審議会の概要です。

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