『人生が競馬の比喩なのだ』 日々
2013年は寺山修司の没後30年でもある。
「競馬が人生の比喩なのではない。
人生が競馬の比喩なのだ」とは
けだし名言。
「書を捨てよ町へ出よう」を現代風に言い換えれば
「携帯を捨てよ…」か。
日本ダービーの余韻を引きづりながら、
笠松競馬場に来ました。
第10競走が勝負レース。
私の本命は圧倒的な人気を背負う8エンタープライズ。
ここは頭鉄板!と
1着固定で3連単勝負。
4コーナーを回ったときには
獲ったと思っていたのですが、
なんと2着に…。
さあ、取り返すと、
続いて最終レース、
本命は4番人気の2ゴールドフレンド。
この馬を軸にして馬単1、2着流し。
マイペースの逃げ、
3セイカアレグロに交わされたが
2着は大丈夫だろう。
内が2ゴールドフレンド、外7ブライトフェース。
あれ、きわどくなったぞ、
大丈夫なのか…。
ゴールの瞬間に
前に出ていたのは7番の方、
ハナ差で3着に敗れました。
そう、人生もわずかな差の積み重ねで
大きく結果が変わってくるのです。
人生が競馬の比喩なのだ。
でも、あきらめなければ逆転のチャンスがやってくる。
『キズナ』 日々
きょうは第80回日本ダービー。
お知らせしていたように
中京競馬場でイベントです。
おととい出演してくれた
「あいち戦国姫隊」からおみくじ馬券を購入、
手渡してもらいます。
私の本命馬は
武豊騎手が騎乗する「キズナ」。
1番人気です。
検討会だけでなく、
日本ダービー&目黒記念を一緒に観戦して
ステージを盛り上げてくれてのは
おなじみ中川家のおふたり。
私はお客さんの前で日本ダービーを実況するということで、
かなり緊張していました。
キズナ&武豊騎手が素晴らしい競馬で優勝、
武騎手は5度目の日本ダービー制覇です。
ここ数年、不調や衰えという声もあり、騎乗馬にも恵まれない感があった武騎手の復活は
本当にうれしかったです。
また、
東日本大震災があった年に生まれた世代の日本ダービー優勝馬が「キズナ」なんて
ドラマがあるじゃないですか。
私個人としても友人の死、
そして約20年ぶりの友人との再会があったこの1週間。
いろいろあって迎えた2013年のダービー馬は「キズナ」しかないと
確信していました。
ゴ-ル前、熱かった。
おかげで、いまは抜け殻です。
貴重な経験をさせてもらい、充実した1日でした。